あまり知られていない長野県の南信州、木曽南部のご紹介をします。

2008年 06月 22日 の記事 (1件)


今朝は辰野に来て書いています。ヤフーニュースを朝1番に見たところ、アメリカで「妊娠協定」騒ぎ、その記事の中で、学校関係者の話として、漁業がすたれており、学校関係者は「家庭が崩壊し、多くの若者が方向性もなく育っている」と話しているとのこと。

また、「(子供が生まれれば)自分を無条件に愛してくれる相手ができると興奮していた」とのこと。

体だけ大きくなり、経済的に家庭が苦しく、親は働くことに必死で家庭で食事を一緒に取れなくなり、精神的コントロールがまだ一人でできない子供たちが、無責任なマスメディアや評論家にあおられてノーコントロールの状態に放置されているのだと思います。

家庭がそんな状態なので、愛情に飢え、子供ができれば確かに子供は無条件で母親を慕いますから愛情に飢えた子供たちが性行動に走ると言うのも分からない話ではないですがもっと社会が子供たちに夢と言うか、目標になる課題を与えていく必要があるのだと思います。

これが田舎ですと、何をするにしても地域の協同作業が必要で、また田んぼや畑などの仕事は家族みんなでやらなければできないことなので、仕事の合間の休憩も食事も一緒にすることから親子のふれあいは都会に比べれば多くなります。

また地域で共同でやらなければどうしようもないことも多くありますから、その中で子供の役割もあり、村中の叔父さんや叔母さん達との交流も自然にでき子供の教育が地域でできるというメリットがあります。

関連した記事を見ていましたら、京都大学の木原雅子助教授の話として、「先生は生徒に平等に接していない」と考える生徒や「家族とほとんど話をしない」と答えた生徒ほど、性関係や万引き、自傷行為などの体験比率が高かった。

「エイズを予防するためにコンドームを使う、などは対処療法でしかない。意識的に子どもたちと家庭や地域社会のつながりを回復させ、根本的な治療を行なっていくべきだ」と提言している。

と言うことですが、田舎ならまだこういうことが可能です。

育ち盛りの子供さんを抱えている場合、子供さんのためにも、日本の将来のためにも農村に引っ越すことを真剣に考えてみることも良いのではないかと思います。

木原雅子助教授の話へ
2008 06/22 06:35:26 | none | Comment(0)
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