あまり知られていない長野県の南信州、木曽南部のご紹介をします。

2008年 07月 07日 の記事 (1件)


南信州観光カレンダーに8月分でわかっている所を追加しました。
8月追加南信州観光カレンダー

ところで昨日は、私の住んでいる地域のシニア世代の人たちのグループがあり、富山県の氷見まで日帰り旅行で行ってきました。

東海北陸道が一昨日全線開通したと言うことで、試し載りもかねていたようです。ガイドさんによりますと今まではかなり遠回りをしなくてはならなかったのが早くなったといっていました。8時に飯田を出て12時半前には氷見についたのですが、早いか遅いかは前に行ったことがないので判断はできないのですが。

このコースを通って良かったのは、東海環状、東海北陸どちらも日本列島を縦断して走る道路ですので、道路が山はトンネルをくぐり、川は橋梁を通り、幾筋もの細長い集落を見ることができ、各筋での風景の違い家並みの違いを垣間見ることができるところです。

高速道路網が完成していく事によるメリットとしては、以前なら一泊泊まりでないと無理だった地域が日帰り圏内になると言うことがあげられ、デメリットとしては、日帰りが多くなり宿泊客の減少で客単価が下がると言うことだと思います。この辺のところを計算に入れた経営戦略を立てられるかどうかが重要だとと思いました。

また大都市圏にある会社の支店や営業所が高速道路網の完成により次第に撤去されてしまうようですので、地方の衰退に拍車がかかると言うこともあるようですので、単純に高速道路網が完成していくのを喜んでばかりいられ無いところもあります。以下に自店、あるいは自分達の地域から高速道路網を活用して打って出て行くかと言うことも重要な課題になってきたようです。

帰りはかなりの渋滞で、ゆっくりトンネル内部の状態が見れたのですが、大きな亀裂がたくさん見られ、清水も見られました。巨大なコンクリート橋の橋脚にも、ひび割れではないかと思われるところもありました。コンクリート構造物の寿命が参拾年から50年と言う事ですから、いずれこれらの高速道路網の寿命が来るわけで、その時コンクリート構造物の補修で財政破綻したローマ帝国の二の舞を日本が踏まないように、今から周到な準備をしておかないと子孫の時代に大変な事態になってしまうと思います。

長いバスの旅でしたがビールとお酒を飲みながら、いろいろのことを考えての旅ができました。

なお、南信州観光カレンダー8月分を追記しました。
8月追加南信州観光カレンダー
2008 07/07 07:43:51 | none | Comment(0)
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