民主党離党議員が5人出たと言う話が、今朝ヤフーニュースを見ましたら、姫井議員が離党を撤回して4人になったと言う話でいくぶんほっとしましたが、それでも民主党にとっては大きな痛手であろうと思います。それに多くの苦しんでいる庶民に取っても大きな痛手です。
百戦錬磨の自民党、そうやすやすと政権を投げ出すはずがありませんから、どんな手を打ってくるかと思っていたのですが流石です。
さて、こうなって来ますと、長期的戦略としては次期衆議院選挙で反自民の勢力を絶対的過半数確保と言うことだと思いますので、(これが達成されると、薄氷を踏む参議院での過半数確保の維持の努力はもちろんするとして、衆議院で半国民的法案は一切通さず、参議院では信任投票的に衆議院で通った物だけを審議すると言うような戦術が取れますから)。
問題は、長らく自民党の補完勢力であった公明党。これをどうするかです。今ではその自民党を実質コントロールしている公明党がどう言う党なのかを国民の前で明らかにして、本当に平和と福祉の党で、自民党との連立は国民のためだっだと言うなら、公明党の連立取り込みも視野に入れた動きをとらねばなりません。
そうではなく、陰謀と謀略の党であったなら、この際連立の模索など止めて、公明党そのものをたたくと同時に、自公の分裂を模索すると言う方向に舵を切らねばならないと思います。
調度今、矢野元公明党委員長の国会招致が話題となっていますので、ここに重点を置き、創価学会の池田大作氏まで巻き込んで創価学会、公明党問題で国民の眼前で大討論をしてその結果で戦略を練っていくと言うようにしたらどうかと思うのです。
私は矢野氏の国会招致に、今司法の場で云々と言って何とか招致を回避しようという公明党は、何らかの後ろ暗いところがあるように思えて仕方がないのです。多分多くの国民も同じではないかと思いますので、ここであいまいさを払拭していただきたいものだと思います。司法の場で争うことと、政治の場で争うことは同じでは無いと思います。
私の危惧しているような状況であり、それがはっきりしたら、創価学会の力は大きく削がれ、衆議院選挙で自民党応援どころの話ではなくなってしまい、結果として総選挙では民主党以下野党の大勝利と言うことになると思います。
そういう経過を経れば、民主党政権になっても、すぐに自民党と同じ政策に逆戻りと言うことができなくなってしまうと思います。
ともかく今の日本は、沈没してしまうか何とか這い上がれるかの瀬戸際であることはあちらこちらの報道で確かだと思いますので、ああだこうだと暇つぶしの論議をしている時ではなく、この辺で整理しておく必要があると思います。
自民党きり崩し工作のニュース