あまり知られていない長野県の南信州、木曽南部のご紹介をします。

2009年 01月 23日 の記事 (1件)


この間ラジオやインターネット参議院国会予算委員会審議番組を聞いたり見ていますと、麻生首相や小渕大臣の答弁では追い詰められているような不安定さが感じられます。そこで複数の新聞社説などではどのように扱っているか図書館に行って見て来ました。

どう転んでも自民党が有利になると言う話は出てきませんでした。その中で、日本農業新聞に政治評論家の小林吉弥氏の民主党政権になったらどこが変わるかと言う記事があり、私もそうだと思いましたのでご紹介します。

民主党は政権を取った場合、政治主導とするために、国会議員を霞ヶ関に送りこむと言っていますが、100人以上必要で、民主党議員の衆議院で当選5回以上の人は30人足らず。これらの人が政府入りしてしまえば、党務、国会対策メンバーが手薄になり下野した自民党が四分五裂にならずに攻め込まれた場合は危うさがある。また、身辺検査を充分にしておかないとスキャンダルでぐらぐらしてしまう危険性もある。

予算編成でも、旧来の官僚主導から政治主導型へと変えると言っているが、官僚機構の協力を得られず苦境に立つことも考えられる。この点に関しては小沢党首は2回予算編成に成功すれば自民党は崩壊するとしているそうです。小林氏によりますと、もし2回の予算編成で失敗がなければ、予算配分を最大の票田としてきた源泉が無くなり自民党はぶっ壊れることになるとしています。

と言う訳で、民主党としても相当の覚悟で望まなければならない状況ですが、6年間の実績を持つ田中前長野県知事などの実力者もついている事ですから、何としても乗り切ってもらいたいものです。

また、最近図書館に自民党機関紙が置かれるようになっていまして、読んでみたのですが、この100年に一度と言われる未曾有の経済危機のさなか総選挙などしていられるかと言う論調です。今の麻生政権を見ますと、自民党内もまとめきれない状況であっちにフラリ、こっちにフラリの状況ですから、ここで総選挙に打って出て、圧倒的な国民の支持を得て当選すれば、国民の支持を背景に自信を持ってこちらに行くと言う強力な指導力を発揮できるのですからやりたいところでしょうがこれが出来ない。このままずるずると9月までいってしまうのでしょうか。

その間あっちにふらふらこっちにふらふらの政治状況が続くことは日本にとって危険なことだと思います。

経済状況を見ていますと、いっそう混迷の状況が深刻化しています。自民党が負けても日本国民の意思の元に政治の強力な舵取りを出来る体制を作ってほしいものです。
2009 01/23 04:41:10 | none | Comment(0)
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