あまり知られていない長野県の南信州、木曽南部のご紹介をします。

2009年 01月 24日 の記事 (1件)


1昨日の信毎、昨日の南信州新聞に三菱電機飯田工場が、来春より第二工場を稼動し、作業者300人は新規雇用とのこと。

生産内容は、太陽電池セルで世界的需要の拡大に対応するためとの事です。久し振りに良い話ですが、これから考えても、電気に限らずエネルギーのない日本では、石油代替品のバイオエタノールの生産にもっと力を入れたらどうかと思います。今石油製品の値段は円高もあって安くなっていますがいずれ高騰することは目に見えていますから余力のあるうちに手を打っておいた方が良いと思います。

日本はあまりにも遅れているのです。インターネットで調べたところ、すさましい差です。

農業情報研究所(WAPIC)と言うところの資料ですが(単位 億リットル)、2007年では、
アメリカ 246、 ブラジル 190、EU 18.4、 中国 18.4、カナダ 8 タイ 3、コロンビア 2.8、インド 2、オーストラリア 1、その他 32.9、世界合計 495.9。

日本は単独で世界統計に載っていなくて、確認できた数値は30klでした。計画としては2010年で最大5万kl程度とのこと。どう見ても遅れています。

この原因は、方式に経済産業省や農水省で違いがあり、世界的傾向としては農水省方式ですが、日本では統一が出来ないため遅れているのだと思います。農水省方式なら日本中いたるところでバイオエタノールの生産ができ、ガソリン混合をバイオエタノール生産地で行うことができ、それこそ日本中でバイオガソリンの生産と消費できると言うわけです。

そうすれば、今は見捨てられている農村や山村、塩害に強いと言われる植物からバイオエタノールを漁村でも作ることが出来る可能性もあり、日本中がバイオで沸き返ることでしょう。今の自民党公明党政権では無理かも知れません。

国会での動き


なお、昨日のニュースで日本石油連盟が、国産バイオエタノールを初めて購入することに決めたと言う話があり、これが従来方式を変えるのか、単に輸入していたエタノールを国産も使うのかはっきりしませんので今後調べてみます。

2009 01/24 06:06:51 | none | Comment(0)
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