3月1日に霜月祭り特別公演との事です。この公演、普通は寒い冬に夜を徹して行われるのですが、地元の人も、寒い、煙い、眠いと言うものです。ダイジェスト版を昼間かぐらの湯の大広間で見せてくれるもので、解説つきなのでこれから踊るまいがどんな宗教的意味を持っているかがわかり、ただ見ているよりかはるかに意義があります。
昨年の祭りは外部からの見学者が多く、地元の人は見るのを諦めた人も出たようで年々賑やかになっているようです。
霜月祭りを知らせているブログ会場のかぐらの湯はしょっぱい温泉でよく温まります。我家でもよほど疲れたときにはやくやく1時間かけてでもここに行きます。
食堂もあり、シカやクマ、猪の山肉料理もあります。湯上りに生ビールを飲みながら外の景色を見るのも楽しみの一つです。
この町には、日本名水百選で有名な観音霊水(龍淵寺境内)がありますので、お出かけの際には車いっぱいのポリタンクを持参されると良いと思います。ポリタンクを忘れた場合は、かぐらの湯の右斜め前のスーパーで売っていました。一時は売れに売れ一部の容器の在庫が無くなっている事もありました。
横にはお城を形取った民即資料館、その横には「藤姫饅頭」のお店、下に降りますと戦後材木が売れた当時芸子さんが50人もいたと言う町並みが今は昔の面影をとどめてひっそりとたたずんでいます。
観音霊水今年は雪が少なく浜松方面からお越しの場合は、水窪町を経由して兵越し峠を越えてきていただくことが出来るようです。遠山の人たちは冬場の雪かきを遠山方面からは峠まで雪をかくのだが、浜松方面は雪をかかないのでかぐらの湯の売り上げががくんと落ちると嘆いていました。今年は嬉しい年になりそうです。
なお、水窪町を通られるとき、少しお腹が空いたと言う場合は、町に入り右側に「みさくぼっち」と言う小さなお店があり、うどんやおにぎりその他いっぱい手作りの物を売っていて、店の裏側の長閑な川の流れを見ながら、料理が出来るひととき美味しいお茶を飲んで雰囲気を楽しんでください。我家の大好物はこのうどんにユズ入りの七味唐辛子を掛けて頂く事です。風味がよく辛さもぴりりと辛いのでお土産に買ってきました。
我家がこの「みさくぼっち」を気にいっている理由は、味の良さは勿論ですが、ここのあられちゃんに似た奥さんが、台風の時道の様子を尋ねたらやくやく役場に電話をかけて確認してれたことです。この町の人たちは何回行っても軟らかく暖かい人たちですが、この奥さんは飛びぬけてそうなのです。ぜひ行ってみてください。
みさくぼっちこれから春の観光シーズンですが、昨日ガソリンを入れたら101円、これは安いなあと思いましたが、問題は政治が安定しない事です。
昨日母の件で辰野町に来る時、車の中で国会中継を聞きながら来たのですが、麻生首相の答弁も民主党の追及もグダグダしたもので切迫感が全くと言って良いほどありません。このままでは9月まで総選挙をすることなくいってしまうのではないかと思ってしまいます。
インドのタタモーターが3月に29万円の車を日本に投入するとのこと。日本の車メーカーにとっては驚異的な事です。一般のユーザーにとっては、新車が29万円で買えると言うことはありがたい事ですが、裾野が広いですから、日本経済に取っては非常に厳しい状況になると思います。
タタモーターニュース観光業界の人たちも今の政治の不安定さが国民生活の先行きの不安定さを誘い、国民の財布を緩めようとしない方向で力が働き困ったものだと思っていると思います。
自民党にしても民主党にしても、これからの展望をしっかり指し示し、こう言う方向で動こうと言えれば良いのですがどうも力がありません。まだまだ観光業界もそうですが、日本全体が落ち込んでいくような気がします。
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