昨日ニュースでまた石油製品が挙がると言うことを聞きました。3月9日10日と伊那市を通ってガソリンと灯油を入れたり買ったりしてきたのですが、飯田地方の平均ガソリン単価は115円、灯油は大体65円。伊那市のお隣の蓑輪町では、ガソリン101円、灯油57円でした。
これだけ違いますと、やくやく蓑輪町まで行って入れたり買ったりするのでは間尺に合いませんが、通りかかるのなら、ガソリンが切れそうなら飯田で5〜6L入れて箕輪まで行き満タンにすると言う方法を取ります。
工場誘致を考えるにしても、外回りをする車なら飯田では燃料を入れず、他所に出たときに入れるようにするでしょう。近辺を回る車は仕方がないので高いガソリンを入れざるを得ない。従業員も同様です。
これに加えて、土地購入費用が飯田近辺は伊那市近辺より高いそうで、昨年までの5年間新規誘致が出来なかったようですが、上伊那は13件とか。経営者なら誰だってどちらが経営にとって良いか考えるのは当たり前で、どうも飯田市はこのまま行けば上伊那には追いつけそうにありません。
私の行く箕輪のスタンドは、給油口が5つばかりあって、セルフで従業員は2名。整備士らしき人1名と女子従業員1名だけで、声をかける人がいなければ全く無人でも経営できます。
それに比べて、飯田市内のスタンドでは、給油口3〜5ヶ所で4〜5人はいます。セルフでは人は少ないないのですが、119円などと言う所があり、買う人にとってのセルフ給油メリットが全くない。中にはセルフで無くても109円と言う所がありましたが、101円のメリットには勝てません。
灯油も箕輪ではセルフでしたが、リットル8円も違いますと、我家のように老人がいる家庭では24時間ストーブはつけっぱなしですので、18L缶が1日で終ります。1ヶ月では4千円と馬鹿にならない金額です。
人口は飯田市のほうが圧倒的に多いので、売れる量が問題ではなく、ガソリンスタンドの経営者の羽振りが良いと言うこともあまり聞きませんから、効率の追求の仕方が弱いのだと思います。
でもこうしたのんびりしている所が飯田南信州の良い所なのですが、お金を出す身になって見ますとやはり安い方が良いので、何とかしてほしいところです。
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