あまり知られていない長野県の南信州、木曽南部のご紹介をします。
2009年 05月 28日 の記事 (1件)
どうもクライスラーに続いてGMも破綻しそうだと言うこと。いったいこの影響が私たちの生活にどのように響いて来るのか。そんな心配の中l昨日久々に自民党麻生党首と民主党鳩山代表の党首討論が行われた。何か明るい材料があるかと期待してみていましたが、話がちまちましていて、貴重な国会運営の時間を使うのには問題があるなと思ってしまいました。エネルギーをどうする、食料をどうする、安全保障をどうすると言ったような国民が関心あるような話は出てこないで西松問題が麻生首相の口から頻繁に出ていました。
GMが倒産した場合は歴史上世界最大の製造業の倒産ということで、連鎖的な影響で100万人の雇用が失われるとの予測もあるようですが、すでに200万人の失業者がいるのに加えて大変な数になり、アメリカの購買力は低下の一途と言うことになると思います。アメリカ政府はこれを防ぐため、国債の発行を増やして何とか持ちこたえたいと言うようですが、誰が買ってくれるのか。今のところ中国に期待していて、それでも足りなければ次は日本にと言うことになるのでしょう。しかし今の日本は郵政民営化問題でもめていておいそれとは行かないと思います。そうなればアメリカは窮地に陥ることでしょう。そんな中で、麻生首相は自分の陣営の西松問題には頬かぶりで、民主党をその一点で攻撃しています。これはどう見ても60年以上続いてきた政権政党と検察官僚の癒着としか国民には見られませんから、いづれ検察も自民党にも手を入れざるを得ない日が来て、麻生首相は自分で墓穴を掘っているようなものだと思います。
庶民の生活が冷え切っているなと思ったのは、花金に安く上げようと回転寿司に行ったのですが、昨年なら満席に近いお店が私達夫婦ともう一組。寿司屋の店員さんの方が多いのです。また、土曜日の夕食時にラーメン屋さんに行ったところ、ここも私達夫婦ともう一人。ハローワーク求人率47%。私が現役の頃時々お伺いしていた協力工場さんの前を通りますと、いつも満タンだった駐車場は4割ぐらいの空き。こんな田舎の工場でもそれがあるお蔭で、兼業農家をやりながら何とか生活していけたのですが、会社勤めの収入がなくなれば農業だけでは食べるのも精一杯で、外食などと言うことはしたくてもできなくなってきているのだと思います。
民主党が完璧だとは全く思わないのですが、財界代表のような自民党ではもう限界だと思います。今回の大ばら撒き資金をどう回収するのかと言えば景気回復後に消費税でと言う話ですが、法人税率に手を加えないで財界を甘えの体質をそのままにし強化させようと言うことらしいのですが、そういう甘い考え方がクライスラーやGMの破綻につながったのに、全く困ったものだと思います。日本の製造業、流通業を強化するためには、庶民の購買力を強化して内需を拡大しなければどうにもならないでしょう。物さえ売れていれば何とかなります。そのためには、私は農山村がお金を生み出せるようにする必要があり、荒廃した山林や農地、川、海からバイオエタノール生産のための原料を取り出し、ガソリン代替エネルギーにする方法が一番良いと思うのです。いかがなものでしょうか。
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