あまり知られていない長野県の南信州、木曽南部のご紹介をします。
2009年 07月 09日 の記事 (1件)
インターネットニュースでは、東京の政治状況はでんぐり返した賑やかさのように見られますが、私の住んでいる南信州では、雨でびしょぬれになった狸や猿が飛び歩いています。雨季で食べる物がないのか猿などはイタドリをつかんで軒の上を走り回っています。猿にしても狸にしても雨でびしょぬれですから、毛が身体にまとわりついて小さく見えます。食べる物がなくて栄養不足になっているのかも知れません。辰野町に住んでいる母のところでも、野良猫が生ごみを堆肥にするコンポジットの周りを底の部分から掘って中に入り込もうとした跡があり、相当食べる物に大変なようです。 これが人間でしたらどうなるかと言えば、大阪府のパチンコ店殺人事件の様なことに通ずるのだと思います。田舎でも仕事が無くうろうろしている人を見かけます。これからますますこういう人たちが増えるのでは無いかと不安になります。既存の産業はBRICS、VISTA諸国に追い上げられますます縮小してしまうことは目に見えていますし、新しい産業群を作り出さないと、失業者は一層増え社会不安は増すばかりです。 ネットで見ていたら産油国が先を見てクリーンエネルギー推進に取り組み始めたとの報道。また公正取引委員会がバイオガソリンの販売に対して、石油連盟が固執しているETBE方式だけを売ると言うことは問題があるとして、直接混合方式のガソリンも取り扱うことを指示したということですから、ここで自民党・公明党政権としても、石油連盟を強力に指導して、バイオエタノール直接混合方式の推進を図るべきだと思います。 これができれば、バイオエタノールを日本全体でどこでも作ることができ、ガソリンとバイオエタノールを直接混合して、(ブラジルなどでは100%エタノール車もあるとのこと)車を走らせることができるので、石油連盟にとっては利権を失うことになりますが、日本にとっては、新産業の確立ができるわけで万々歳です。材料はとうもろこしなど使う必要は無く、そこらじゅうに生えている草や間伐材、建築廃材、海草で良く、肥料もいらず種まきも不要、ただ刈り取って近くのエタノール生産工場に運搬するだけ。エタノールはいわばお酒ですから、日本中の醸造所で扱うことができそこでの雇用も増えると言うメリットもあります。 工業界での雇用が少なくなれば、どこかで新しい雇用創出が必要ですが、単純に農業と言っても簡単にできることではなく、また、収入が少ないですから、ガソリンの元を作って現金収入を確保しながら農業を習得していくと言うことになればより無理が少ないと思います。 自民党・公明党は財界よりですからなかなかできなかったことですが、新しい政権なら癒着が少ないですから国民の支持があればできることだと思います。こんな意味からも衆議院総選挙の前哨戦である都議会選挙で野党に躍進してもらいたいものです。 産油国がクリーンエネルギー推進 公正委員会報道
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