あまり知られていない長野県の南信州、木曽南部のご紹介をします。

2009年 07月 21日 の記事 (1件)


光君2歳靴.jpg
2歳4ヶ月になる孫が来ていて、外から家に上がる時の靴の処理を見ていたら、一人で脱ぎ靴をそろえて方向を正しく置き廊下に歩いていくのでびっくり。お母さんが教えた物と思いますが、こう言う可愛い子供たちをすくすく育ててあげることが私たち大人の責任だと思います。その後、お弁当を持って親水公園に行き遊んだ後昼食。いつもより人の出は少ないようでしたが、家族連れがお弁当を広げて食べていました。私たちはその後孫からすれば曾おばあちゃんのいる辰野に行き顔を見せて帰りました。

問題はこういった普通の平和な家庭を維持できなくなっていることです。息子の嫁さんにそろそろ二人目が欲しいのではと聞いたところ、欲しいんだけれど、生活のことや教育のことを考えると大変なのですとのこと。今衆議院選挙に向けて、民主党からマニュフェストが出てきてそれによると、一子2万6千円の子育て支援金が出るとのことですが、それと引き換えに、扶養者控除がなくなるとのこと。財源に対する考え方が甘いと思うのです。4年後には消費税引き上げも視野に入れているようですが、こう言う事では、日本の一般的家庭の生活が今後5年後に立ち行かなくなると言うことが指摘されている状況の中で国内消費を下げてしまうのではないかと心配です。

それよりか、至れり尽くせりの法人に対する課税をあげたり、オバマ大統領も言い出したように軍縮を押し進めて、自衛隊の縮小を図り5兆円と言う規模の予算を国内消費が上がるように、庶民の税金を徹底的に下げて欲しい物です。現在世界的な不況で法人が苦しいといって法人に対する手当てを一層増やせば法人はますます弱体化してしまうでしょう。それよりか植物で言えば、土壌を耕し施肥をしてしっかりして根を張らせ収穫物をたくさん得ようとするのですから、日本経済においても、国内消費をより多くし、豊かな人材育成に力を入れて、企業の世界的競争力を育成していくことの方が重要だと思います。人材さえしっかり確保されていれば困難を打開してく可能性は出てきますが、消費が先細りして子育ても難しい状況になれば、人材は育たず将来性はますます先細りして言ってしまうでしょう。卵が先か鶏が先かと言う理屈ですが、まずは国の経済や、企業を支えている国民の生活が優先されるべきであり、そういった豊かな大地無しに日本が花開いていくことなど考えられません。

個々の企業にとっては、目先の利益優先と言うことは無理からぬところですが、政治がコントロール力を持ってくれないとどうにもならないでしょう。自民党・公明党政権は長らく企業が儲かっていることが、ひいては庶民の暮らしが豊かになることだと言ってきましたが、最近の様子はそんなことは嘘だと言うことがはっきりしてきたように思います。子供夫婦と孫を見ていて、我々老人パワーがしっかりしないと、子供や孫の先行きが暗い物になってしまい、私たちの老後もどうなるか分からないという不安がよぎりました。皆様のご家庭ではいかがでしょうか。
2009 07/21 09:58:44 | none | Comment(0)
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