あまり知られていない長野県の南信州、木曽南部のご紹介をします。

2009年 10月 10日 の記事 (1件)


台風もこの南信州では大事も無く、木の枝が少し折れたり、リンゴも少し影響はあったようですが、伊勢湾台風並みかといわれたことに比べれば被害は少なかったようです。農業と言うものは大変です。1年に一回しか収穫できない果樹は台風で落下したり傷がつけば値段がグット下がり、天候に恵まれれば値崩れが起こり売れ残った物は土の中に埋めるしかない。また大豊作の後の年には、息継ぎといって小振りの成りになってしまい安定しません。ですから若者には農業を嫌い工場で働いたり、土建業のダンプの運転手になったりする人が多くなります。とりあえず台風の被害が出なかったのは良かったです。

天龍峡温泉観光協会のブログに、今田人形浄瑠璃奉納公演が行われると言う記事がありました。10月17日(土) 午後7時開演 と10月18日(日) 午後1時開演の2回あります。一部同じものがダブりますので、1日のみ見るか、2日間見るかご検討いただき、開演前にりんご狩りを楽しまれても良いのではないかと思います。料金は以前見た時は無料でした。最もご祝儀はいくら多くても多いほど喜ばれると思いますので、予算の許す限り包まれるとよろしいかと思います。私は車椅子の母を連れて見に行ったのですが、見終わってから母にいくら包んだのと聞かれて、え!払ってなんか無いよといったらそれじゃあただ見て来たのかいと言うので、今まであちらこちらの人形劇や歌舞伎を見てきたけれど、ご祝儀と言うものを包んだことがないといったら、そう言うものではないそうです。今度行ったら、歌舞伎は遠くから投げ込むので500円玉2枚くらいで一握りにしていくつか、人形劇の場合いは、ご祝儀袋に2から3千円入れて渡そうかなと思います。後のご苦労さん会の少しの足しにでもなればいいですからね。

場所は、車で天龍峡IC方向から来た場合は、昨日の地図で天竜川を渡り、ライン下り会社に沿って桜街道に入り直進すると大きなグランドがありそこが駐車場になっていると思います。早く行かれた場合は、人形の館内に駐車できるかもしれません。

南信州には古来からの人形劇としては、このほかに黒田人形、早稲田人形があり、歌舞伎では大鹿歌舞伎、下条歌舞伎、最近復活した平谷村、今はやっていませんが、売木村の郷土資料館には擦り切れそうな歌舞伎の台本があって、私が育った辰野町では感じられない文化の香りを感じるところです。人形劇の場合、表情一つの面で泣いたり怒ったり笑ったりと本当に生きている人間そっくりの仕草をするのですからたいしたものだといつも感心します。紅葉には少し早いですが、浄瑠璃に関心ある方はこの機会に是非どうぞ。

今田人形浄瑠璃ご紹介の天龍峡温泉観光協会ブログへ
2009 10/10 06:50:23 | none | Comment(0)
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