あまり知られていない長野県の南信州、木曽南部のご紹介をします。

2009年 10月 20日 の記事 (1件)


何をやるにも情報が無くては判断ができないと言うことは当たり前で、企業なら今の顧客は何を求めているのか、今は顧客で無い人は何を求めているのか営業マンや、マーケッティングの専門業者に頼んだりして情報収集をするのですが、自治体や観光業界などの場合は、対象とする人々の中には、企業経営者もいれば、政治かもいる、芸術志向の人もいる、芸術と言っても、絵画、音楽、写真、舞踊さまざまであり、また農業や漁業さまざまです。一番多くはサラリーマンです。企業家なら会社の慰安旅行先に何を求めるか、サラリーマンは何を求めるか、芸術家なら何を求めるか、家庭の奥さんなら何を求めるか、農業をしている人なら農閑期に骨休みに何を求めるか、政治家なら何を求めるか。政治家の場合は、支持者と年1回ぐらいは大型バスを仕立てて観光地に数百人単位で来るものです。南信州のような場合は農家民泊と言う形で何万人も来ていると言うことですから、その一部を取り込むとか、お土産も大人が買うのとまた一味違った物が必要です。

このように多技に割ったて検討する必要がありますが、少数の専門家でこれらに対処するのは難しいと思います。企業の場合でも税務の専門家は税務面から入りますし、労務の専門家は経営者と労働者の関係が問題ではないかとそこから入ります。能率の専門家は、生産性とか企業レイアウトなどから入ります。品質の専門家は品質面から入ります。これらトータルの力がその企業の現在を規定しているのですが、まず大雑把に俯瞰的に企業を眺めて、会計帳簿、市場や金融機関、関係会社、従業員から情報を集め、全ての要因を洗い出し問題点を体系化し根っこの部分から派生している全ての問題に対策を立てて生きます。

情報にも玉石混交ですが、警察が事件を解決しようとした時あらゆる小さな情報でもしらみつぶしに調べるように、どんなに小さな情報の中にも貴重な情報が隠されている場合もあると言うことです。昔3億円盗難事件と言うのがありましたが、当時大学生だった私に、事件から数年後勤めていた会社に刑事さんが来て、貴方は当時オートバイ日乗っていましたが・・・と聞かれて

観光地としてターゲットを絞り込むと言う場合でも、基礎的情報に基づきターゲットを決めるならよいのですが、漠然としたあるいは全般的情報に基づかないでターゲットを絞り込んだとしたら非常に危険なことです。自治体のような場合は、顧客は住民全体であり、企業群もあり商店もあり観光地もあり、農業林業さまざまな人たちが住んでいます。また赤ちゃんから高齢者までさまざまな年代の人が混在していますから、非常に複雑でことは簡単ではありません。

こんな時、情報収集にインターネットを使わない手はありません。インターネットなら飯田市在住の人も、日本中や世界にに散らばっている飯田市出身者にも飯田市と関わりのある人にもほとんど費用をかけずアンケートもできますし、さまざまな提案、要望を引き出すこともできるのです。漫然とどうしたものかと手を組んでいたのではどうにもならないと思います。これからは情報収集はインターネットを中心にして、世界中を相手にして収集すると言う体制をいち早く作るべきだと思うのです。今のところ飯田市にしても天龍峡温泉観光協会にしても大変遅れているのではないかと心配しているところです。いかがなものでしょうか。
2009 10/20 08:13:41 | none | Comment(0)
Powerd by バンコム ブログ バニー