あまり知られていない長野県の南信州、木曽南部のご紹介をします。
2009年 11月 12日 の記事 (1件)
昨日から始まった、事業仕分けの状況をインターネット中継で聞きながら、もう一つのパソコンで何か新しい情報はないかと購読している様々なメルマガを見ていたところ、星野リゾート社長の星野 佳路氏のなるほどと言う記事がありました。民主党の経済復活の眼目は、介護、環境、子育て、福祉等々だと思うのですが、これに観光も加えた方が良さそうです。 --------------------以下引用 星野リゾート社長記・・・ 観光産業が地方経済を支える基幹産業に それから、海外から日本にくる外国人旅行客も、観光産業の成長にとって重要です。外国人旅行客は今伸びてきていて、ここ4年間で年間360万人くらい増えました(観光白書では、2008年835万人)。 日本人にも国内旅行をしてもらう、海外からも日本に来てもらう、こういう努力をすることによって、観光産業がいよいよ地方の経済を支える基幹産業になることができると思っています。 足元を見ると、円高と世界的な金融・経済危機の影響で外国人旅行客増加の勢いは止まっているのはないですか。 短期的には、そういうことが起こっていますね。ただ、中長期的なトレンドで見れば、外国人旅行客を増やすことは、観光庁も後押ししており、2020年に年間2000万人を目指しています。今後10年間でボリュームが2倍以上になると予想できる産業って、あまりないですよね。 現在海外旅行に出かける日本人は、1,700万人ですが、顧客満足度が海外のリゾートに負けないくらいの水準になったときには、1700万人の海外旅行の需要も、かなり国内旅行に向かうのではないかと思います。言葉も通じるし、保険証も使える。要するに、満足度さえ高ければ、成田空港まで行って海外に出かけて行くストレスがないほうがいいという需要が相当あると思っているんです。 --------------------引用終わり そして、観光大国になるための条件は、国の知名度と交通アクセスと安全といわれていますが、この3つで日本は全然負けていない。それなのに日本は外国に比べ外国人観光客が少ないと言う理由として、国内移動料金が高い、食料仕入れ費が高い等々があり、高速料金無料化等の施策は費用での競争力アップに繋がるとしています。 私が考えるに、昨日ご紹介した地球温暖化対策を日本が実現すれば、地球温暖化防止に感心を持っている多くの人たちが現地視察と言うことで大挙して日本に押し寄せることは明らかだと思うのです。私の住んでいる南信州では、南アルプス、中央アルプスの山々の森林資源を利用したバイオエタノール産業を目玉にして人々に来ていただけるのではないかと思います。 そうして観光にも役立ち、地球温暖化防止技術の輸出で国を潤すと言うことも夢ではないと思います。 星野社長の記事の中に、休日のあり方として、 過去の人口比率は製造業が主流であった時代と変わり、今は日本の約6割の人がサービス産業に就労しているわけですから・・・サービス産業の都合にあわせて、人の移動を年中平均化したり平準化したりして、一挙に人が集まらないようにする必要があるとしていますが(外国のようにゴールデンウィークを地域によってずらす)これはなるほどと頷けます。このリポートも会員制で読めますので(無料)関心のある方は会員になってお読みください。 昨日から始めて事業仕分けが始まり聞いていましたが、この試みはいいですね。中にはITpuro2009で見てきた商品のことも話題になっていて理解がより深まりよかったです。
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