あまり知られていない長野県の南信州、木曽南部のご紹介をします。

2009年 11月 30日 の記事 (1件)


しかしながら泣き面に蜂とはよく言ったもので、ドバイショックと言う思わぬ問題が出てきました。直接的な影響を受けるのはドバイで仕事をしている大手ゼネコンと、それらに資金を提供している銀行などと言うことですが、ヨーロッパを中心とした各国はドバイに資金を投入していて、その影響で各国の通貨不安が出てきて、円に流れその結果円が世界的に高騰。ゼネコンや大手銀行の株価不安ばかりでなく、全く関係の無い産業にも円の世界的高騰が悪影響を及ぼすのだと言う話。

こうなってきますと、輸出先がヨーロッパなどアメリカ以外のところに輸出していた産業も悪影響を受けるわけで大変なことになってきたと言うのですが、私の住んでいる南信州ではまだドバイショックの影響が出てきたと言う話しは聞きませんが、これからじわじわと、先ずは外国からの観光客の減少、アメリカ向け以外の輸出産業の下請け仕事の減少、全く困ったものです。

日本が新たな産業を創出して円高であろうが、なんであれそれらに対抗できるようになるにはまだまだ時間がかかります。このような状況の下では、円高を上回るコストダウンに邁進するしかないでしょう。問題は大企業であれば、自力でプロジェクトチームなどを組み、外部コンサルタントも入れて大々的にやれますが、下請けの多い中小企業ではそんなことはできないですし、材料も構造も工法も勝手に変更できないのできわめて大変です。自前の製品を作り出すような力のあるところは別ですが。

南信州では、当面観光業界くらいしか自前でサービス内容や、接客方式の変更、材料仕入れの変更ができないと思われますので、この部門を大きく改善して多数のお客様を呼び込み関連する業界の売り上げも上げて税収も上げていくと言うことが望まれると思います。

今朝グーグルアースでドバイを見たのですが、新築ビルラッシュで、車もかなり走っているのが見れましたが、あんな規模でビルを建てる必要があったのか私には判りませんが、感覚的には過剰投資のような気がしました。それなりの頭脳明晰な方々が計画を立てたものだとは思いますがどうなんでしょう。
2009 11/30 13:05:53 | none | Comment(0)
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