あまり知られていない長野県の南信州、木曽南部のご紹介をします。
2009年 12月 15日 の記事 (1件)
 1週間ばかり前の写真ですが、牛丼すき家に行ったとき撮った写真です。すき家の廻りはまだこのような畑に囲まれていて今年は柿が豊作なのか、熟し始めた柿がこのように放置されています。土を見ますと最近耕運機が入った跡がありますから、土地は放棄されていないようですが、柿がもったいないことです。昨日この近くにあるスポーツジムに行ったところ、多くの畑でこの写真のように放っておかれた柿がかなり熟してきていて、中には今食べたら美味しいだろうなと言う柿もありました。需要の動向で豊作ならこうなってしまってもやむをえない場合もあるのですが、サッポロビールの進めているバイオエタオール作りが成功して、直接混合方式が採用されたらバイオエタノールになる材料として放って置かれはしないでしょう。何しろガソリンの代わりになるのですから。 それに山から流れてくる川も、大雨の時に供えて、堤防を高くしてあるのですが、土砂が堆積して堤防の高さが本来より浅くなっているのです。積もった砂の上には葦だかススキだか判らないのですが生い茂っています。もし大雨が降って、堆積した土砂の高さ分以上の雨が降ったら水は堤防を越えて人家や田畑に流れ出します。本来なら土砂が溜まったとき毎に土砂をすくいだし、堤防の高さを確保しておかないといけないのですが、行政も予算が無く手を加えられないといったところだと思います。 このような植物繊維の塊である、葦やススキもバイオタノールになりますから、ガソリンの代わりに使えるようになれば、放っておかれることはなくなり、草を刈った者には草は無償で与える代わりに、土砂をすくい出して下さいと言うようにでもすれば、税金を使わず川の保全ができると言うものです。 サッポロビールの進めている木質系繊維のバイオエタノール化が完成すれば、後は政治を動かし、ETBO混合方式を主張する石油業界を押さえて、世界の主流である直接混合方式を日本でも主流の物として推し進め、山でも、里山でも河原でもどこでも取れる植物をガソリンの代わりに使えるようになるのです。早期に完成して欲しいですね。 石油業界も既得権を守ろうとするのではなく、日本にとってどうなのかと言う視点で考えてもらいたいものです。政治の分野では、民主党は石油業界からの政治資金に汚されていないと思いますのでやってくれるのではないかと期待するところです。 そうすれば、田舎はお金を生むところとなって多くの人が集まってくるのではないかと思うのです。また、農山村の若者はリッチになりますから若い娘さんも集まってくるのではないかと思うのです。綺麗な言葉ではないのですが、人はお金の匂いのするところに集まると言うことも一つの真理ですから。如何でしょうか?
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