あまり知られていない長野県の南信州、木曽南部のご紹介をします。

2009年 12月 16日 の記事 (1件)


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昨日ガソリン代わりになる捨てられる熟した柿の話と、山から引かれた水路が土砂で埋まりそこにガソリン代わりになる葦やススキが生えていると言う話しを書きましたが、その後スポーツクラブに行ったら、松川と言う比較的大きな川が建物の前を流れていて、そこも上流から流されてきた土砂が堆積していてそこには葦やススキがぼうぼうと生えています。目測ですが川底から2mはあるのではないかと思います。昔大雨が降ったとき、この写真のすぐ下の橋がもうちょっとで桁に着きそうになっていて消防団の人たちが警戒に当たっていました。もしこの土砂が無ければ、水位は2m近く下がり心配は少なくなったものです。写真でもお判りになるように、堤防の向こうには民家が並んでいて堤防を越えて水が流れ出したら家々は水の中と言うことになります。もしこの草がお金になるのだったらこんな状態で放置されることは無いでしょう。草の場合1年に何回も刈り取りができますから、土砂の表面を通常の水位より少しあげておき、草が刈り取り時期に来たらこまめに刈り取り、大水で冠水してもすぐ伸びてきますから、人間は大雨で堆積した分の土砂をすくい取ると言う仕事だけをすればよいので通常はほとんどほったらかしで良いのです。

草を無償であげる代わりに、溜まった土砂の取り除きをお願いすれば、行政の経費はかからず地球温暖化防止にも役立ちます。実際にやるについては様々な検討しなければならないこともあるとは思いますが、頭を使って考えればいくらでも実行できそうなことは思いつくものです。とりあえず実現すべきことは、サッポロビールが実験中の木質バイオエタノールの成功と、ガソリンとバイオエタノール直接混合方式の採用を石油業界に飲ませることです。今年の失業者テント村対策には間に合いませんが、2年から3年経てば見えてくるのではないかと思います。そうこうしているうちに、中国、インド、ベトナムで高品質の一般製品ができてきて、日本に逆流し大失業者対策の必要性が今のレベルではなくなってくると思いますので、そのときの対策として今から手を打っていかなくては大変なことになると思います。
2009 12/16 09:30:00 | none | Comment(0)
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