
昨日も寒いので温まってこようと、フィットネスクラブに行って駐車場の前を見たら、元工場跡地に草がぼうぼうと生えていました。この元工場跡地2年ぐらい放置されていたような気がします。工場跡地ですからかなりの広さがあります。自民党・公明党連立政権時代からバイオエタノールの研究と、石油業界が反対していた世界的潮流である直接混合ガソリン方式の採用をしていたら、この広さで平坦地ですから、もし廃液の影響で農産物が取れないにしてもガソリン代わりの草なら問題なく作れます。草は年何回も刈り取ることができるので何トンかのバイオエタノールが作れたことでしょう。これから不要となる工場跡地は増える一方ですし、その分不要となる人たちも増え続けるわけですから、土地の有効利用と仕事の無くなった人たちの救済のためにもたいした建設費用もかからないバイオエタノール用の原料耕作地とバイオエタノール製造工場を作っておいたら、どのくらいの経済工が生まれたか判りません。直接混合方式なら製油所までバイオエタノールを運ばなくても工場内で直接ガソリンと混合できるのでどこでもすぐ使えるのです。
今アメリカ軍の普天間基地のことが毎日報道されていますが、テレビで見る限りこの工場跡地とは広さが全く違いますから、いったいどのくらいのバイオエタノールが取れるか予測もつきません。テレビ報道では、沖縄県民の少なからずの人が、米軍には出て行って欲しいものの、経済的影響を心配している声も聞こえます。
あの広さのところにこれからの経済情勢からして新しい工場群を作ることは無理だと思いますから(需要が無いため)、ほとんど手を加えなくても作れるバイオエタノールの原料を作ればその心配も不要になると思います。そうすれば沖縄の人たちの米軍がいなくなることえの軽座的心配も不要と言うことになります。
早く民主党他の連立政権が、先を見た経済対策の一つとして、バイオエタノール生産と直接混合方式に着手してもらいたいものです。それにしてもサッポロビールの木質系バイオエタノールの生産技術を早期に確立してほしいですね。
バイオエタノール100%で走ることはブラジルなどでは成功しているとのことですから、日本でもあらゆる山々から切り出される間伐材、間伐された空間にできる植物、手入れのいき届いた里山からの植物、荒廃した農産山村の田や畑から得られる植物、河川敷から得られる植物、それに今日の写真のように広がる工場跡地それら全て有効利用したら、どのくらいのガソリンに匹敵するか官僚が計算して、政治家が方針を決め官僚群が計画を推し進めていくと言うようにして欲しい物です。
ともかく近い将来、従来日本を支えてきた産業は、中国やインド、ベトナム等に取って代わられ、よほど他の国で真似ができない新産業を打ち立てないと、日本工業は衰退の一途で、工場敷地と人が余っていくことは避け様がないので、一刻も早い対策が必要だと思います。
なお、明日朝っては大阪に行きますので、最低「
のブログ」のみは更新しようと思っています。そちらでご覧ください。