あまり知られていない長野県の南信州、木曽南部のご紹介をします。
2009年 12月 28日 の記事 (1件)
昨日は午前中ブログの更新や、新しい本を読んでいたのですが、お昼までやっていたら疲れてしまって、昼食後気分転換もかねて外に出ました。先ず図書館、天龍川まで行って本を読んでいたのですが、ラジオから懐かしい石原裕次郎の歌が聞こえてきて、聞いていたら裕次郎特集のようでした。
私が20代の頃に流行った歌が多く、昔を思い出しながら聞いていたのですが、あの頃は日本が成長真っ盛りで、収入はどんどん増えたし、自分たちの将来についての不安など全く無かったといってもよかったと思います。
日本が高度成長に乗れた理由は、日本が太平洋戦争に負けて働き盛りの人がどっと帰ってきて必死に働いてくれたことと、労働組合が強く資本側もいい加減な施策を取れなかったこと。軍事力増強にお金を使わずに済んだこと、とうとう様々な理由によるものだったと思うのですが、そのうちに労働組合も連合と言う労使協調路線が支持されて、資本側もやりやすくなってきて緊張感が薄れ、政治的影響力も強くなり、自民党政権も安定してきた。それにより資本側と政治家の談合のようなものが強くなり、官僚も力を持ってきて、ぬるま湯状態の政・官・財の癒着状態が強くなってきて最近問題になってきたような、不祥事のオンパレード体質になってしまい、日本の世界に対する影響力が下降の一途となってしまい、ついには政権交代というところまで来てしまった。
政権交代は行われたのですが、これから先の日本についてはどうもはっきりしてこない。それじゃあ我々はどうすれば良いのか、よく言われることですが、「賢者は最悪を想定して楽観的に行動する」と言うことわざのように、最悪を想定して対処していく必要があるわけで、私の場合だと、63歳になって生活の基本は年金に頼っているわけですが、最悪の状態とは年金の切り下げです。
仕事ができる体力があるまで働き続け、将来ものすごい増税、インフレが来た場合も考えて勉強を続け能力のアップを図る。また、家などの維持費については、今のうちにお金をかけて直しておく。また仕事に必要となる機器についても今のうちに買い揃えておく。
今はデフレ時代ですからものが安く買えます。こういう時に、お金がかかることをやっておいた方が良いわけです。超インフレの時代になれば、お金は紙屑に近づくわけですから、家を直すとか、物を買うと言う場合今のようなコストではできなくなってしまいます。
本などは売れなくなったと言うのですが、価格は安くなってきたと言う感じがしません。それで今の必要性から見たらすぐ必要ではないものでも、将来必要になる可能性があると思われるものは、どんどん買っておく。今私が読んでいる本は数年前に買った本が今頃必要になってきたり、当時読んでも判らなかったことが今判るようになってきたと言うことがあります。
もし民主党他連立政権が、しっかりした手を打てるなら、それによって消費税を上げず、年金も確保されるのなら、もう働く必要は無いので好きな新聞を5紙くらい取って読みふけり、昼過ぎ図書館に行き本を読み、その後フィットネスクラブに行って適度に運動をして、最後に水泳をしてサウナに入り、お風呂で汗を流し、家に帰ってきて樽生ビールを飲んで夕食をとり、ぐっすり眠るといったような生活、そして年に2回ぐらいは海外旅行と国内旅行を交互に楽しむと言うような生活ができるのですが、そんな生活が長く続けば、緊張感が無くなり何のために生きているのか判らなくなってしまいますね。
適度な緊張感を持って身体が動かなくなるまで働き、最後は社会福祉の恩恵を受けて安らかに死んでいけると言う社会を作って行きたいものだと思います。
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