あまり知られていない長野県の南信州、木曽南部のご紹介をします。
2010年 01月 30日 の記事 (1件)
昨日は午後から家を出て、ラジオで国会中継を聞きながらこまごまとした用事を済ませ、聞いていたのですが、先ず当面する経済問題をどうするのかと言う点でなるほどと言う話を聞けなかったことは残念でした。それに、日米関係をさらに深めていくとか、どうも自民党とほとんど変わらないような主張をしていたように思います。
中国やインドなどの復興で部品関係の立ち上がりが見られるものの、完成品の輸出がまだまだ減っているとのことですから、このまま数年が推移すると、後進国の力がついてきて、すべて逆輸入と言うことになりかねません。そうなったら悲惨です。
ともかく国内需要を喚起する必要がありますが、どこからそんなお金を持ってくるのか、それは1460兆円といわれる国民資産を使ってもらえばいい訳です。郵政民営化で郵便貯金の300兆円がアメリカに割った手しまうのを阻止できたのですから、庶民の貴重な財産を日本復活のために使ってもらえれば、それだけでも国家予算の3年分はあるわけで老後のためにと必死で蓄えた貯金を守るために、日本が沈んでゆくと言うジレンマ。これを解決するには、1460兆円を使ってもらえればいい訳ですが、そのためには貯金が無くても老後の心配がない社会ができると言う保証が無くてはなりません。
昨日の鳩山首相の演説の中には、こう言った観点からの話しが聞こえてこなかったので、私は非常に不安に思いました。今日のPOP風の絵では山の熊さんたちが日本社会がどう変わっていくのか心配している様子を書いたのですが、日本中の山々が放置され、動物の食べるものまでなくなってきて本来山々で安穏に暮らしていくべき動物が里山や最近では都市部までも出歩いて猪被害が続出しているとのこと。人間社会のありようが動物の社会にまで影響しているわけですので人間社会が営む政治や経済が動物たちの生存権を脅かし、それが人間に跳ね返ってくると言うこの現実に目を向けてしっかりした政治をするよう、政治家や経済人を国民が人事でなく自分のこととして見守ったり、発言したり、行動していかないとえらいことになりそうです。
昨日はあちらこちら用事を済ませて最後に、飯田市の旅行会社に行って、JALとANAの時刻表をもらってきましたが、こんな状態なのに旅をしていて良いのかなと心配になります。私たち夫婦が旅をしていようがいまいが大勢に影響はないのですが、日本中の人が政治のことを考えなくなったらこれは大変なことになります。
旅に出ますと、極端に情報に触れる時間が減り、帰ってきて新聞の山を見てこんなこともあったのかと言う事態に陥ります。しかし60年以上の自民党政権、最近10年くらいは公明党も含めて、あまりにもていたらくな政治の結果として日本がぐしゃぐしゃになってきていると言う事実が目の前にありますから、ぶったたいてでも、民主党他の連立政権を励ましたり、叱咤激励して芯のある政治をしてもらいたいものだと思います。
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