あまり知られていない長野県の南信州、木曽南部のご紹介をします。

2010年 02月 21日 の記事 (1件)


昨日昼過ぎに読書と運動のために高森町のフラットと言うフィットネスクラブに向かう途中、腹ごしらえと思ってすき屋に立ち寄ったのですが、40席程度のお店は満席で、待っている人も15人程度いました。前の人と立ち話をして待っていたのですが、とにかく安いからねと言うことでは一致しました。中では店員さんが真っ赤な顔をして汗をかきながら4人必死で動き回っています。

そのうちに順番が来て、牛丼のミニ丼と、味噌汁、サラダセットを頼みこれで330円。これでも採算が取れているわけですから、他の食堂やレストランなど人さえ入れば大もうけできるなと思って食べました。後から後から人が入ってきますし、この低額食堂のすき屋、この不況下日本を救う救世軍的役割を果たしています。330円を払えなければ、230円でミニ丼が食べられるのです。ミニといっても650円か700円のラーメンとか焼肉丼と同じくらいの量がありますからエネルギー取得と言う意味なら十分です。野菜をもっと豊富にという場合は、70円追加すればサラダが食べられ、味噌汁もと言う場合はサラダセットにすれば100円で味噌汁とサラダが食べられます。

もっと安くサラダを食べたいと言う場合は、朝食か夕食時に野菜を食べたいだけ買って家で調理すれば良い訳です。新宿駅の食堂でもこれだけ安く食べられませんから、この不況下すき屋は日本の救世軍だといってもいいほど日本の食を守ってくれているわけです。この努力には感謝して皆さん極力安い所を利用してほしいものだと思います。

ところで24日のアメリカ公聴会にトヨタ自動車の豊田章男社長が出るそうですが、しっかり答弁してきてほしいものです。章男社長も記者会見で述べていましたが、販売拡大路線に人と組織の育成が追いついていかなかったとのこと。しかもアメリカの部品会社のものを使っていたと言うことが致命的だったようですが、アメリカの強い指示であっても結果責任はそれに従ったトヨタの責任ですから逃れることはできません。

私が20代のころから品質管理のあり方がアメリカ方式から日本独自の方式に変わってきて、それについていくのが大変でした。アメリカ方式は3σ管理と言って、1000個の中に3つぐらいは不良が混ざっていても問題にしないと言う方式で、日本はそのころから、100%良品で無ければいけないという管理方式に変わってきました。不良0を誇るトヨタ生産方式が日本に根付いてきたのです。このトヨタ生産方式が日本に根付くまでには数十年かかったものと思います。それをアメリカで適用しようとしても、長年の思考、行動方式を変え無ければいけませんから、日本人でないアメリカ人に対しての教育と言うことを考えると、さらに十数年はかかるでしょう。

自動車のような高度な品質を要求されない製品であれば、管理の手が薄くなる外国に出て行っても何とかなると思いますが、自動車はちょっと早かったと言う感じですね。自動車産業は日本の主要産業ですからこの公聴会で日本車に対する不信を何とか回復して業績向上に資してもらいたいと思います。なお今後人件費の安いインドや中国に生産拠点を移していこうとする会社が増えると思いますが、社会的教育インフラのある日本とはまったく違った考え方をする人種の中で、どの程度の品質レベルを確保すればいいのかを十分吟味して海外進出をしないと今回のようなことになってしまう可能性があるわけです。

昨日はすき屋の後フラットに行く前に、本を読みながらテレビを見て運動と同時に3つをやって見るために、財務諸表のように全神経を本に集中しないとだめなようなものは、運動と平行しては無理があると思ったので、チラシ作成術と言う軽い本をつい数ヶ月前に買っておいたので、それに少し目を通し、これなら大丈夫だろうと言うことで3つを同時にやってみました。

昨日は歩行だけをやってみましたが、時速4Kmまでは3つ同時にできたのですが、4.5Kmを超えると本を読むのが難しくなってきました。慣れてくれば5Km/時ぐらいでも本を読めるかもしれません。これ以上ではジョギングに近づいてきますのでちょっと無理かと思います。上下振動が激しくなってきますので。
2010 02/21 13:05:20 | none | Comment(0)
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