昨日は午後3時ころまで仕事をして、午後からフラットで運動をしたりゆっくりお風呂にでも入ってこようと思っていましたが、昼に食事に出たきり仕事の方が夕方までかかってしまいそのほかのことは何もできませんでしたが、お昼に外に出たときはポカポカ陽気でまっすぐ家に帰るのはもったいないと少し遠回りをして帰ってきました。
途中気がついたのは、昨年までは老婆が住んでいた家にロープが張ってあったり、無人になっている家が何軒か見られたことです。子供のところに行ったのか、お亡くなりになられたのか、介護施設に行ったのか。ともかく跡継ぎの人が一緒に住んでいなかったのですが、娘さんしかいなかった人は、結婚され姓も変わり世話になるのも気が引けるとか、ただただ近所の人に世話を見てもらって感謝しているとか、元気の良いおばあさんでしたが、時々娘やお孫さんが帰ってきているのを見かけたり。日本中そうだと思うのですが、こうやって過疎化が進んでいきます。
若者がいても働く場所が無く、行政にしても企業家集団にしても何とかしなくてはと動いているのですが、ほとんどの会社は下請けですから親会社からの仕事が増えないことには動きが取れないと言うわけです。私の考えでは地産地消の直接混合方式のバイオエタノールガソリンしかこう言う山間地を救える仕事はないと思うのですが、なかなか動き出しません。国は補助金を出し民間企業に推進を働きかけているのですが、こういった一国の将来を左右するような大事な産業育成は国が主導権を握ってやらないと進まないのではないかと思うのです。
そんなことを考えながら車を進めていましたら、3歳ぐらいの娘さんを連れた若いお母さんが幸せそうな顔をして娘に話しかけている光景に出会いました。きっと天気が良いので散歩に出かけたのだと思います。あまりにかわいい娘さんだったので、車からこんにちはと声をかけたら、丁寧にお辞儀をしてこんにちはと応えてくれるではありませんか。感激しましたね。そして後を振り返ると手を振ってくれています。
私たち庶民は、年収何千万円も何億円も無くても、こう言う穏やかな生活ができれば世の中に感謝して暮らせるのです。
今朝もスケジュール表からリンクしてある各紙を見ていたところ、日経ネットでは「
日米の2密約を確認、半島有事と沖縄の核 有識者委、報告へ 」とか、毎日新聞では、「
イランの核 疑惑を晴らす努力こそ」と書いていますが、日本の場合はこう言うことをしておきながら隣国には核開発をやめろと騒ぎ立て、イランについても核開発で抗議などしていますが、自分のところにはアメリカの核があるから大丈夫、お前さん達もアメリカに従属して核を持つことをあきらめろといっても誇り高き人々や国はそんなことに到底応じられないといっても不思議なことではありません。
この際核密約は廃棄し、きれいな体になってから、被爆国日本は諸国に核廃絶を訴えることができるようになるわけです。核や軍事力にお金をかけるのではなく、人の生活と産業の発展にお金を注ぎ一層豊かな国になることにより、核や軍事力に頼ろうとしている国々が日本に習うべきだと気づかせるほうに力を注ぐべきです。
帰ってきて仕事の再開でしたが、結局予定の3時には終わらず夕食の時刻になってしまいました。