あまり知られていない長野県の南信州、木曽南部のご紹介をします。
2010年 04月 04日 の記事 (1件)
一週間ぶりに登山訓練。先週は笠松山に登ったので今度は虚空蔵山。妻が言うにはこの山は標高差がないけれど登りが家の前の道を行くときつくて山登り訓練には良いとのこと。降りは正規の道を通れば緩やかなのできつくないが、降りの練習には初心者には調度良いのではないかと言うことで行きと帰りを違う道でちょうど一周するように回ってきました。
虚空蔵山は標高1130mで標高さは500m程度の山なのですが、登りは尾根つたいにほぼまっすぐ登って行きますのできつかったです。地図では10分と書いてある距離が30分はかかってしまいました。妻は道を間違えたかしらと心配していましたが、地図を見ると方向は間違っていないので思い切って登りましたが、勾配がきついし、道には倒木があり、風で折れたと思われる小枝が散乱しており、まともに歩けないのです。
小枝は足に絡まり疲れている体は平衡を保てず躓いてしまったり大変でした。それでも眼下には飯田市が一望できてちょっと強めでしたが風が吹き、適度に木々に被われた道を歩きこんな良いところが家の裏にあったとは30数年住んで知らなかったなどと言いながら登っていきました。
虚空蔵山近くで、風越山に行く道と、今蔵の泉に行く道、虚空蔵山に行く道の分岐点があり、次は今蔵へ回って。その次に風越山に登って見るかなどと話しながら虚空蔵山へ。お腹がすいてともかく食事をと食べ始めたら、白い物が舞ってきました。最初は虫かなと思ったのですがそのうちにお弁当に落ちて雪だとわかりました。
降りは傾斜は緩やかだったですが、枯れ枝や松毬、石ころなど出足がすべり清掃された坂道を降るのとはわけが違い練習にはなりました。こういう道は忍者歩きと言う歩き方(膝を少し折った歩き方)が良いそうです。往復4時間でしたが良いコースが家の周りにあって30数年住んでいて初めて登った道でしたが楽しかったです。
それにしてもです、虚空蔵山で食事を取りながら飯田市を見て思ったのは、沢山の人がこの町で頑張って生きているんだけれど、日本企業の大半が外国資本に押さえられたら、良いところはみんな持って行かれてしまうわけだから、それも無税で持って行かれてしまう。頑張っても空しいものだなと思わずにはいられません。
麻生前総理大臣でさえも本当は反対だったと言う話ですから、どんな力が働いて小泉・竹中・安部・福田さん等を動かしたのでしょうか。いまだに郵政民営化を促進して、郵貯銀行にある350兆円をアメリカに引渡し、そのお金でアメリカが日本の株を買うのを助けようとする勢力があるのですが、どうしてそういうことになるのかさっぱり判りません。しかし結果だけはひどいものだったと言うことははっきりしています。
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