あまり知られていない長野県の南信州、木曽南部のご紹介をします。

2010年 04月 06日 の記事 (1件)


昨日は午後からフィットネスクラブで運動するため出かけましたが、通り道父母に連れられたり校門で写真を撮っている小学校新1年生や、女子高校新1年生の姿が目立ちました。そんな中今日の新聞によると、新入生0と言う小学校もあったとのこと。開校以来初めてだそうです。青ヶ島ブログでも今年の中学校卒業生は3人しかいなくて青ヶ島には高校がないので八丈島や東京に単身移住せざるを得ないと言うような記事がありました。高校生の単身移住はここ南信州でもいくつかの地域によってはあるのですが、中学校卒業と同時に単身生活はきついものがあるのではないかと心配です。

私の経験でも、高校生の時親に頼んで下宿生活をさせてもらったのですが、半年ほどしてどうも成績が上がらないし生活も乱れてくるようなので下宿を打ち切って引き揚げたところ成績が上がりだし大学も夢ではなくなってきました。この原因は、田舎暮らしの私には伊那市は刺激が強すぎたこと、隣のやはり下宿をしている社会人のお兄さんは、見てはいけない写真を面白がって私に見せ、どうにも落ち着きません。人にもよると思いますがやはり成人になるまでは親の元から学校に通うと言うのが良いように思います。

この新入生0と言う学校、今は生徒数16人だそうですが、最大時には400人前後の児童がいたとのこと。児童生徒が激減して取り壊した分校や空いたままになっている校舎はこの南信州にはいっぱいあります。どうしてこう言うことになったのか、これは政治と経済に関係しているわけですが、工業製品の輸出を増進させるため、農産物や木材を輸入に回してしまったためです。こうして輸出依存型の日本にしてしまったことが今裏目に出て世界の先進国の中で日本だけが最低の国になってしまったのですが、どうやって回復させるかが今最大の問題だと思います。もはや自民党、公明党の政策にはまったく期待できませんから、民主党ほか連立政権に期待してみるしか方法がないのですが、脇が甘いと言うか旧政権の残存物に叩かれるような弱みを持っていて、また政治姿勢もきっちりしていないので、そこをまた叩かれる。

最大の問題は、経済復興すですが、小泉、竹中路線によって日本の重要企業の株式が大半を外資に持っていかれてしまっている今、どうやって株を買い戻すのか、一つには、もって行かれた株の会社が成績不振に陥り株が安くなり、配当もできないような状態になれば、外資は放出すると思いますのでその時日本が買い戻す。成績不振にどのように陥らせるかと言う場合、同じ業界でも外資の持ち株比率が大きい会社小さい会社さまざまですから、何かを買う場合外資の持ち株比率が小さな会社のものを買うようにする。外資の比率が大きな会社も、比率の小さな会社に協力してもらいなんとしてでも外資所有株を買い戻す手立てを立てる。

郵便貯金も増えることが心配されていますが、増えたなら、外資に流れた日本株の購入に当ててもらう。全部を買い戻すことは無理でも、大半を買い取ることができれば、日本が苦労して稼ぎ出した利益をみすみす外国に持って行かれることはなくなるので、日本の再生も早くなってくるのではないかと思うのです。

今のままで行けば、石川啄木が詠った、「働けど働けど我が暮らし楽にならざりじっと手を見る」と言う日本になってしまうのではないかと非常に心配です。

ところで、民主党の小泉俊明さんが示した資料がブログに転載されていましたので、どこの会社が外資に食われているかを調べるには下記リンク文字をクリックしてください。

とくらブログ1 異常な為替操作介入状態がわかるデーターです。

とくらブログ2  小泉政権下株が7000円台まで暴落した時、誰が売って外資だけが買いを入れたと言うデーターと、どの会社が買い込まれたかと言うデーター

しかし恐ろしいことです。こういうことを巨大マスコミが報道しなかったので、日本の多くの国民は小泉政権に任せておけば良いと言う多大の信頼を寄せてしまったのです。小泉政権に寄り添った巨大マスコミの罪も断罪される必要があると思います。

今度の参議院選挙で、民主党ほか連立政権側が勝利したら、もう自民党・公明党連立政権に頼っていた勢力は立ち直ることができないと見て全力投球のようですが、ここは冷静に判断して参議院選挙に臨まなくてはいけないと思います。それこそ私たち庶民の生活がずたずたになるか否かの別れどころだと思います。
2010 04/06 09:15:14 | none | Comment(0)
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