この間財務諸表を勉強していて、キャッシュフローと資金繰り表、資金計画書、収支計画表等々が出てきて気になっていたのですが、昨日ようやくこれらの違いを調べて理解することができました。しかし理系の人間が起業するに当たって本業以外のこういった経営に必要なことを理解してから準備に入るというのも大変なことだと思いました。
実際にあった話ということでしたが、起業したばかりの会社では社長がすべての中心ですから、資金繰りに追われていて営業に手が回らず売り上げが落ちたと言う笑い話のようなことが頻繁に起こるそうです。どうしても資金繰りが厳しい時には、仕入れを減らして売り上げを落とすという操作もしなければならない事態も起こるとのことで、生活が掛かった仕事は大変です。
昔、会社に通う道にあったガソリンスタンドの叔父さんから聞いた話では、仕入れた物が廃棄しなくてもよさそうな仕事を考えて、ガソリンなら廃棄しなくて、現金が入ってくるまでは仕入れもしなくて良いので始めたんだといっていましたがこれも上手い手だったんだと思いました。その叔父さん農家だったので、ガソリンが売れなくても生活に支障がなかったんだと思います。
生活が掛かった都会のガソリンスタンドの叔父さんは、値引き競争が激しかったころ、とにかく安くして売って、仕入先からのリターンに頼り、もしそれが無ければ倒産だよと言ってしゃにむになっていましたが、こうなると悲劇です。
そういう点私たちのように、生活の基本は年金で、もしいくらかでも仕事があって収入になるなら儲けものといった事業の場合は、資金繰りに困るということはないので気楽なものですが、世の中の多くの企業では金融機関の融資が厳しくなって資金繰りに必死になっている会社も多いのではないかと思います。
そんなことを勉強して、午後はフィットネスでもやってくるかと出かけたのですが、どうもやる気が起きないので、こんな時には天竜峡にでも行って、確か碑の中に三霊様という文字があったような気がしてこれを確認してくるかと行ってきました。
この三霊様という文字、10日の日に飯田美博主催の堀侯ゆかり地めぐりの時に出てきた言葉で、私の娘が吹奏楽班の時習っていた飯田娘という曲の中にも三霊様の宮居に立って・・・という歌詞があり、天竜峡の歌碑にもこの歌詞があって、どこにそんなお宮があるのだろうかと思ったものでしたが、どうもこの三霊様と、飯田娘の三霊様は同じことを言っているようです。長姫神社に堀侯の3代の殿様を祭ってあるのを三霊様というのだそうです。宮居とは長姫神社のことです。
帰ってきてインターネットで「三霊様 堀侯」で検索してみたところありました。こんなことなら最初からインターネット検索しておけばよかったなと思いましたね。天竜峡観光ガイドをしたことがある妻も知りませんでした。
飯田娘と三霊様について書かれたページ。