あまり知られていない長野県の南信州、木曽南部のご紹介をします。
2010年 04月 22日 の記事 (1件)
 泰阜村に行った時カメラを持って行かなかったので、泰阜村の風景をご紹介できなかったのですが、昨日昼食時に飯田市北方に行って食事を取り、ついでに南アルプスを望む地点と、今は桃の花と梨の花の咲いていたので両方が写る地点で写真を撮りました。 食事の時には以前現役だったとき、同僚と食事をしたお店に行ってみたのですが、お客様の数は全く減っていて、蛍光灯の数も落としひっそりとしたもので、地方の落ち込みそのものを現しているなといった感じでした。 しかしこれから従来盛んだった産業が復活すると言うことは考えられませんから、新しい産業を育てることができるか、この飯田にある資源を使った農業林業資源を有効に使える産業を興すことができるかで以前のように活力ある飯田市が復活するのだと思いました。 食後、2日前に行って原田泰治さんの絵のような風景だと思った地点に行き写真を撮ったのですが、もう花の様子が違ってきていて、また車を乗り入れても大丈夫かと言う心配もあり、撮りやすいところで撮ったので2日前の感動的風景は撮れなかったのですがご紹介します。 近くには耕作放棄された水田が多く、昔は水田の水源とされた清水が湧き出ているところもあって、今の政策ではとても農業だけで食べていくことができないのですが、定年退職された人たちが来てくれて、農業だけでは赤字にならない程度に楽しみとして鍬を入れてくれたらありがたいよなあという場所はいっぱいありました。 飯田地方はイチゴ、竹の子、桃、梨、今日の写真ではまだ花がついていないリンゴ、柿、葡萄、と果樹が多くて、放棄された果樹園も結構ありますので、そう言う農地を借りて果樹栽培を楽しまれてもいいと思います。自分たち夫婦だけでは出来ないと思われた場合でも、シルバー人材センターに申し込めばかってのプロの力を借りることが出来ますから楽しみとしては十分出来ると思います。 食べきれない分は市場に出したり、子供たちや親戚に送って喜んでもらうことも出来ます。
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