あまり知られていない長野県の南信州、木曽南部のご紹介をします。
2010年 07月 14日 の記事 (1件)
 写真は大鹿村ろくべん館に以前飾られていた説明文です。 参議院選挙が終わり、民主党惨敗、自民党とりわけみんなの党の躍進振りが盛んに取り上げられていて、またまた私たちは各政党の違いや、どの党が私たちにとって役立つ党なのか判りずらくなっています。新聞は相変わらず消費税アップだ、日本経団連会長は民主党が負けたのは、消費税を言い出したからではないとか。 私の読んでいる地方新聞では、日本の憲法は平和憲法であり、軍事力を持つ事や、集団的自衛権は否定しているが現実には最近の北朝鮮による天安艦沈没事件のように理想論だけではやっていけない。など盛んに、民主党政権が自民党政権を踏襲していることに賛意を表しています。 そこで、今までご紹介してきた菊池英博氏の物の見方考え方をご紹介しておこうと思い立ちました。 菊池英博氏は、「増税が日本を破壊する」2005年12月発行 の中で、 経済学や財政学はあくまで経験科学である。私が経済や財政を論じる場合には、常に歴史的経験と他国での成功例や失敗例を参考にして実体経済を分析し、その応用としてその時点での政策の方向づけを論じている。財政現象を分析するときには、とくにこうした視点が必要である。しかも財政は経済的側面ばかりでなく、社会への影響力が強く、国民を幸福にも不幸にもする。財政政策は最終的には政治が決定権を持つ。したがって、政治、経済、社会の3つの視点から、財政政策は立案されるべきである。これが私(菊池英博氏)の基本的な考え方である。 このように述べられていますが、以前南信州最北端の 大鹿村ろくべん館でとてもいいなあと思った掲示物を見て写真に撮っておきましたので上の写真でご紹介します。「歴史を学び、現在を学び、未来を考える」と言うことは自然科学や人文科学、社会科学で重要だと思うのですが、政治や経済の面では、ある階層、階級の人達にとっては重要なことでも異なる階層、階級の人達にとっては悪であると言うことがあるので厄介です。 どうも現在の民主党政権を取り仕切っている人達は、自民党、公明党と同じく財界、官僚、アメリカの支配層に貢献して生き延びようと言う姿勢をとっている様なので、私たち国民が目を凝らして監視すると言うことが必要なようです。
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