あまり知られていない長野県の南信州、木曽南部のご紹介をします。

2010年 07月 21日 の記事 (1件)


りそな銀行事件を調べているうちに、小泉、竹中、木村剛氏の名前がつらなってっぞろぞろ出てきました。

そこで今日は、木村剛氏がなぜこけたのかについて、たくさんあった資料の中で私がわかりやすいと思った資料をご紹介します。これによると木村氏は持論が正しいと思っていたのか、墓穴を掘ったというようなことです。


nandoブログ引用・・・
ポイントをまとめると、次の通り。
不況の理由は「不良債権だ」と考えた。
中小企業は金を借りたくても、(不良債権をもつ)銀行が金を貸してくれない、と考えた。
そこで、自分が中小企業に金を貸せば、自分が金儲けをできる、と考えた。
しかし現実には、中小企業には、資金需要がなかった。銀行が金を貸さないのではなく、中小企業が金を借りたがらなかった。
現実に金を借りたがるのは、投資のための金を借りる成長企業(優良企業)ではなく、運転資金にも事欠くような、破綻寸前の企業だった。
破綻寸前の悪質な詐欺企業には、法定限度以上の高利で貸した。
その違法行為を隠すために、証拠湮滅を部下に指示した。
 ──
 
 結局、これは、次のことを意味する。
 「日本経済の不況の原因は、不良債権だ。だから、不良債権処理をすれば、日本の景気はよくなる」
 と考えた人が、日本の行政を担当して、不良債権処理をした。しかし、その発想の根源そのものが間違っていた。その間違っていた発想に基づいて、自分で商売を始めたら、案の定、商売は大失敗した。そのあげく、無理をして、犯罪に走った。・・・引用終わり


私は以前ご紹介した菊池英博氏の本を読んで、小泉、竹中政権はアメリカとの貿易摩擦を少なくするために必死に日本の経済構造を構造改革といって悪い方向に意識的でもに持っていこうとしたのではないかと書いたのですが、そのブレーンである木村剛氏が小泉・竹中路線を推進すれば、不良債権削減の中で、貸し渋り、貸し剥がしが横行し健全な企業でも資金繰りが悪化して多少金利が高くても借り手は一杯いると踏んで日本振興銀行を立ち上げたとのことですから、木村氏が小泉、竹中路線をよく理解していなかったのか、本当に少しでも不安定な債権がある会社は潰してしまった方が良いと判断していたのか、これからさらに勉強しないといけなくなりました。詳しく理解している方がおられましたらコメント欄で教えてくだされば幸いです。
2010 07/21 05:58:13 | none | Comment(0)
Powerd by バンコム ブログ バニー