あまり知られていない長野県の南信州、木曽南部のご紹介をします。
2010年 08月 17日 の記事 (2件)
忠魂碑は日本中何処にでもありますが、母島のそれは実際の戦場近くにあり、若くして亡くなった兵隊さん達の無念の声が聞こえてくるようです。 説明板によると、ここの忠魂碑は軍隊が直接作ったそうです。 周りは綺麗に草刈されて大事にされていましたが、100mも行かない近くの北港の浜辺では、ビキニ姿のお嬢さんや若者が楽しそうに水遊びをしています。 もし死者に魂があったならなんと思うでしょうか。複雑な気持ちでしたね。 昨日、終戦時の玉音放送全文を読んで見ましたが、アジアの解放を目指した聖戦であったが世界中を敵に回してこれ以上戦うことは日本民族の滅亡にも繋がりかねないので、「耐えがたきを耐え、忍び難きを忍び・・・・」連合軍に降伏すると言う事でした。
|
写真は母島の海軍宿舎の廃墟に放置されていたホウロウビキの錆びきった洗面器です。戦前からあった物か、誰かが捨てた物かは分からないのですがちょうどここには風呂場があったと初日のガイドさん話しなので、本物かも知れません。 しかしいくつか残された大砲の写真を見たり聞いたりすると、まったく軍部は何を考えて戦争を起こしたのか理解できません。 戦争の神様ランチェスターによれば勝つ見込みの無い戦争は絶対してはならないとのことです。何故なら負ければ皆殺しと言う事だってありうるからです。軍隊等作ればろくなことにはならないと言う事は日本ばかりでなくアメリカをはじめ世界中で見られることです。 民主党には少しは期待したのですがまったく騙されたと言う感じです。
|
|