あまり知られていない長野県の南信州、木曽南部のご紹介をします。
2010年 09月 02日 の記事 (1件)
約2ヶ月に一回母の通院日が来るのですが、いろいろのことが勉強出来たり、思うことがあります。
一昨日辰野から飯田に来る時聞いた話では、住民の高齢化の進行で畑の手入れが出来ず雑草が生い茂り、猪や熊、鹿避けの電気柵が埋もれてしまい、電気柵が働かなくなって動物による被害が増えてますます田舎が住みづらくなってきているとのこと。
そして町場に移ったり、子供のところに行ったりして空き家が多くなって行くのですが、反面では子供の気菅枝喘息の治療のためか田舎に住みたいと言う人も多いそうで、空いた家を貸して欲しいと言っても、物置に使うとか言ってなかなか貸し手がいないようで駄目だと言うことです。
こんなことをしていたら本当に誰も住めないところになってしまうがどうしようもないよと嘆いていました。 自分の権利に固執するばかりに結局自分の財産を失ってしまうと言うことなのですが。
それともう一つ心配な事を聞きました。それは、部落の上にある小観光地にこの熱さで夕方になると人が一杯上ってきて、テントを張り夕食、朝食して最後に出すものを出して帰るのだそうで、そんなに多数の人間が連日訪れてくれることを想定して作ったトイレでは無いため汚れは激しく、町からトイレ清掃を請け負った部落では人がどんどん減っている中悲鳴を上げそうだと言う人もいるとか。
地球温暖化の影響があるのか思わぬ被害が出たものです。
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