あまり知られていない長野県の南信州、木曽南部のご紹介をします。
午前中仕事をして、午後1時から母を連れて下條歌舞伎見物、その後天龍峡ICへと思っていたのですが、妻がICよりお母さんを温泉に連れて行ったらと言うので、母は歌舞伎を遠慮して、温泉だけに行く事にしました。私は下条歌舞伎がこんな近くで見られることはないので一人で行って来ましたが、広い公民館はほぼ満席で皆さん見入っていました。

公演の段は、始めてみる、「日向島非人景清人丸恩愛の段」(ひゅうがじまひにんかげきよひとまろおんあいのだん)、私は最前列に座り、涙涙で見ていましたが、役者の皆さん、影役の人、この公演を企画した人(昨年の11月ごろから企画したそうです)たくさんの人の協力があって実現したそうですが、皆さん昼間は仕事や学校で夜とかお休みの日に練習をしたり、公演の段取りをしたり大変だったと思います。

人丸の役は小学校4年生の女子とのことでしたが、指導者の方のご苦労も大変だったと思いました。

小さい頃から大人に囲まれて大人と共にこう言った芸を磨くことはきっと大人になったときに生きてくるのではないかと思います。

時々、私達が育った頃なら家庭で夕食の時間帯にコンビニなどで学生がたむろしてカップラーメンをすすったり、パンをかじったりしている光景に出会いますが、両親が働かざるを得ない状況でやむを得ないところもあると思いますが、家庭で一家団欒で夕食を取ることができない状況では健やかな子供の成長はおぼつかないのではないでしょうか。

小泉さんなどは貧富の差はやむ得ないような話をしていますが、親の能力差で子供が影響を受けたら絶対だめだと思います。日本全体の損失ではないでしょうか。現在貧困層が増えているそうですが、親の財力で子供の受ける教育が異なり、一生這い上がることができなくなってしまったら、やる気を失って伸ばせる能力を生かせなくなってしまうのではないでしょうか。そんなことを考えながら見ていたのですが、妻と母を温泉に連れて行かねばならない時刻になってしまったので中座して帰ってきました。

その後、妻と母を連れて、旧浪合村、現在は阿智村のこまどりの湯に行ってきました。ここには高齢者や身体障害者のためのリフトつき温泉があり母のためには良いと言うわけです。行ったら今日は故障で使えないと言うので、普通のお風呂に妻と母は入り背中を流してくれたようですがやはり温泉は広くて気持が良いと母は喜んでいました。

こまどりの湯は、治部坂スキー場の横にあるので、スキーシーズン、紅葉のシーズンには混雑しますが、普段はいたって空いていて、のんびり温泉に浸かることができます。もちろん食堂もありますので、外の風景を楽しんで食事も取れ、生ビールとお酒も楽しめてすっかりいい気分で帰りは妻の運転で帰ってきました。妻に感謝です。

2008 04/14 07:28:00 | none | Comment(0)
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