あまり知られていない長野県の南信州、木曽南部のご紹介をします。
昨日の新聞に、上記件が載っており、インターネットで調べたところいっぱいそんな記事が載っていました。せこせこと寂れ行く観光地の一助になればと毎日ライフワークで書いていますが、それにしましても、国民を馬鹿にした話です。地方財政が厳しい厳しいと言いながら、地方の行政官は何をしているのでしょうか。爪で拾って箕でこぼすようなことをしているわけですが全く呆れます。

その付けは、住民に付回されるわけです。前道路のことを書きましたが、業者と役人との馴れ合いで高い物を作っているのではないかと言う話を書きましたが、病院建設までこう言うことでは、もう自民党公明党ではセーブが効かなくなっているのではないかと思ってしまいます。元々地方の自民党は土建業者の集団のようなものですし、献金も集票も土建業者頼み、官僚はその下で働き、業者からの接待には弱い。

病院の個々のお医者さんや従業員の方たちは、業者と癒着すると言うことはほぼないと思うのですが、県営病院なら県の建設担当者、市営なら市の建設担当者と業者は長年の付き合いになりますから、癒着構造ができても不思議ではありません。

問題は多くの国民はサラリーマンであり、自分の勤める会社でも外注さんと幹部の癒着を知ってはいても下手なことを言うと冷や飯を喰らうと言う事があり、また、大手の会社にお勤めなら若い時から防衛庁の元事務次官のように業者の接待を受け自分もそんな経験があって、日本中そんなことは当たり前と言う風潮なのだと言うことで感覚が麻痺しているところがあると思います。

しかしながら、もう国や地方自治体の借金も1千兆円とか言っているさなかに、民間の倍も出して箱物を作って良いはずがありません。

それに加えて、この13日には道路整備財源特例法改正案を再可決して、道路族議員と官僚、ゼネコンや財界に10年間も甘い餌を確保するなど、やることがえげつない状況になってきました。来年一般財源化すると言うことですが、これだって使い道が道路でなくて財界が絡みますから、あちらこちらにばらまく事ができるわけで本当に庶民や地方、社会福祉に使われると言う保証はないわけです。

さらに経済界トップが消費税アップを言い始めました。大手企業でも消費税が上がると売り上げに影響して困るのではないかと思っている人が多いのですが、これも裏があって、輸出の多い企業では戻し税で、他人が払った消費税まで自分の懐に入れることができると言う代物で自分は払わず材料メーカーや下請けさんが支払った消費税をごっそり頂けると言うことのようです。このことに関しましては、後日計算式などを上げてご説明したいと思います。

昨年の参議院選挙、山口県の補欠選挙、従来自民党・公明党を支持していた人たちでも我慢ならんと言う事態になっても、政策を変えられないというジレンマに直面しているのだと思います。私達は実際どうなんだと言うことを勉強して行かないと、私達国民が痛い目に会ってしまうのではないかと思うのです。

退職してから新聞に目を通す時間が増え、インターネットでいろいろな記事を読めるようになって勉強できましたが、退職された団塊の世代の人が多くなってきていますので、ぜひ、昔の仲間や部下だった人達によく調べ情報を発信され痛い目に合わされなくてすむようにしていただきたいと思います。

しかしビックリしました。日本中腐ってきてしまったのですかね。
2008 05/11 11:21:27 | none | Comment(0)
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