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かなり古い話になるのですが、6月の南信州新聞の記事に、「飯田市地域情報化研究会」の話が載っていました。課題は下記の6項目で、これらに対して、9つの基本施策を取ると言うものです。この記事の詳細が飯田市のHPにありましたので、ご紹介します。下記項目のひろい出しは、HPからコピペしたものです。
6つの課題
1 地域コミュニティの活性化
2 自然災害への対策
3 地域の産業経済活性化
4 地域文化の振興
5 環境負荷の低減
6 行政サービスの向上
9つの基本施策
1 情報基盤の整備と活用
2 平常時の情報伝達
3 緊急時の情報伝達
4 地域活性化
5 地域情報の活用
6 産業の情報化支援
7 情報格差の是正
8 情報活用能力の向上
9 電子自治体の推進
11月までに計画決定、12月公表との事。進め方については地域自治区、庁内、関係団体との協議調整、パブリックコメントなどを行い公表にいたるとしています。その後5年間かけて整備に取り組むとしています。
私が特に興味があるのは、課題の4、地域文化の振興の中での施策5、地域情報の活用です。従来の文化資産は紙媒体に頼っているのですが、これをデジタル化しようというのです。そうなりますと、今まで図書館に行きこれはと言う記事は私が手で打ち直していたのですが、リンクでより詳細をご紹介できるようになり、多くの皆様に飯田下伊那の宣伝ができるようになります。
08年2月20日図書館資料のアーカイブについての記事実際飯田図書館に行きますと、過去から現在まで数多くの資料が残されており、この活用を考えないともったいないなあと言う感じでした。この取り組みが実現すれば、世界中に飯田の歴史と今を発信することが出来るようになるわけです。
飯田市情報これらのことは期待したいところですが、今日8月12日現在パブリックコメント募集はありません。
もし情報技術を駆使したいと言うのであれば、あらゆる検討段階で出た情報や意見を全てインターネットで公表して、読んだ人の感想、意見、情報等を頂けるようにして、公表にいたる過程を誰にでも見られるようにしてこそ情報技術の意義があり、この過程で市民はインターネットの素晴らしさを身を通して感じることができるのだと思います。
従来は行政担当者や議員が大体の素案をまとめた上で予算取りして議会は形だけの承認をすると言う形が多かったのではないかと思います。
ですから公表された段階では、もう修正が効かないと言うことも多かったのではないかと思います。
市民の大切な税金を使ってやる事ですから、何も隠すことは無く全て最初からオープンにやるべきだと思うのですがいかがなものでしょうか。
とりあえず12月が楽しみです。
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