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昨日の信毎に、小沢代表秘書の起訴について日大教授の岩井奉信という人と、桐蔭横浜大法科大学院学教授の郷原信郎という人の評論が対置されて乗っていました。岩井さんは形式犯では済まされない重大な犯罪だという意見。

郷原さんは、検察の処分は逮捕容疑の政治資金規正法違反だけであり、違反の成立も微妙で過去の同種事例と比べても罰金刑ぐらいなものだ。

検察の捜査は失敗に終わったというべき。 小沢代表の監督責任については、ダミーの会計責任者を選任したような場合でなければ適用できず、今回の場合はこれにあたらず代表者の立件は不可能とのこと。

それに、もうじき秘書逮捕から1ヶ月もたつのに対する自民党の方は音沙汰なし。漆間官房副長官発言もあり、どうもこれは国策捜査だったとしか判断できません。

インターネットで民主党批判の意見を見ても、最近では法的云々よりも道義的にどうかというような意見ばかりで、もし道義的な問題があるなら、自民党なら良いのかということには深く触れていません。

麻生総理の「まず景気回復」との掛け声はもう半年もたつのに一向に回復の兆しが見えず、今年度の補正予算が成立し、来年度の本予算が成立したばかりなのに、すぐさま来年度の補正予算作成とのこと。

自民党内のいろいろの意見を麻生政権が集約できていないのではないかと思います。だから思い切った力強い政策が打てないのだと思います。

私は好きではないのですが、小泉前首相のように選挙で国民の圧倒的支持を得れば、麻生政権としても直近の国民の支持を得た政策だとして、反対意見の人たちを抑えてでも何がしらまとまったことができるのではないでしょうか。

総選挙で負けたらそれはそれで、国民の支持を得られなかったということですから、下野して再起を考えるということにして、なんとかジリ貧の経済立て直しに力を入れてほしいものです。

今日の写真は、一昨日通ったときには３分咲きだった桜がほぼ全面的に花開き、お祭りがなされていたので撮ってきました。庶民のささやかな楽しみです。

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