あまり知られていない長野県の南信州、木曽南部のご紹介をします。
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冤罪と言うのは今までにたくさんありましたが、菅谷さん62歳、私と同じ年齢です。17年半も無実の罪で牢獄にいたとは本当にお気の毒です。こう言う事があると、正義の味方と思いたい警察や検察庁、裁判所まで信用できないということになりますから、日本の治安にとってきわめて重大なことです。下記のようなブログを見ました。

いま、日本の公的な機関の質的劣化が問われている。きちんと仕事をしろ、という単純な呼びかけが必要だ。面子や面倒な気持ちに安易に屈してしまい、社会正義の実現という当たり前の公理がないがしろにされている。油断のならない世の中となってしまった。同時に、公的機関に対する信頼は地に落ちてしまった。いっさい油断することなく、わが身を護るすべを日ごろから培っておかないといけない。

そういえば、この足利事件で無実の罪とされた方も、いったん自白を認めたものの、大岡裁きのような名裁判官がきっとウソの自白だと見破ってくれるはずだ、と思っておられたらしい。そして、ものの見事にそれは裏切られた。人の良さというのはひとつの大きな美点だが、身を護るという意味においては、つけこまれる欠点にもなってしまうという好例となってしまう。私たちも、このせちがらい油断ならない世の中で、心しておかないといけない、ということだ。それにしても、この方の無念の思いは想像を絶する。5億円くらい損害賠償金を支払う義務が国にも警察にも検察にもあるんじゃないかと、単純に感じた。
http://blog.goo.ne.jp/ocean35910/e/39521415c6f2e519c6b59147d55e48ca


警察や検察庁、裁判官がどんなきれいごとを言っても、万に一つでもこういうことがあると、表に出ない同じようなことがいっぱいあるのではないかと疑ってしまうのは当たり前のことだと思います。

私が一番問題だと思っているのは、 警察や検察、裁判所の権威の失墜、それに輪をかけて、嘘で固めたような行政府や国会の権威の失墜。大企業が政治家と結びついての利権あさり。こういうことが一般化してくると、強いものには巻かれていないと損をする。強いものには聞かざる、見ざる、言わざるが良い。と言うような風潮が生まれ、そうやっても強いものに大事にされない人たちが出てきて、不満が鬱積して中には犯罪に及ぶと言う人も出てくるのだと思います。

社会の弱者が多くなってくると、世の中をあきらめて自殺願望の人も多くなり毎年3万人強の人が自殺し、中には自分だけ死んで行くのではあまりにも理不尽だと言うわけで、どうせ死ぬなら多くの人も巻き込んで社会に鬱憤を晴らしてから死にたいという人まで現れ、いつ自分が狙われるか分からない不安定な社会になってしまいました。たまらないのは、強者に対する復讐ではなく、同じ弱者に刃が向けられると言うことです。

いつ自分や家族が狙われえるか分からない社会ですので、青ヶ島や御蔵島のようなところを知ってしまうと、経済的生活さえできれば、犯罪の無いところに行きたいものだと思ってしまいます。


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2009 06/06 05:18:17 | none | Comment(0)
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