あまり知られていない長野県の南信州、木曽南部のご紹介をします。
寸又峡温泉では、芸者やコンパニオンは置かない、ネオンサインはつけない、山への立て看板は設置しないの三原則を堅持しながら「日本一清楚な温泉保養地」を目指しています。


上記は寸又峡観光宣伝文書の一部ですが、確かに温泉地特有の温泉街らしきものは無く、「日本一清楚な温泉保養地」と言うたたずまいです。子供や家族連れ専用の温泉郷と言っても良い風情の温泉でした。

天龍峡温泉と比べてみますと、天龍峡はそもそもが渓谷を見ながら酒を酌むという観光地で、地域や大型バスで遊びに来た人たちの宴会の場所として活用されていて、昭和50年頃温泉が出て一層観光街としての方向を目指したのではないかと思われますから、目指してきた方向性が違うのだと思います。キャッチコピーが「日本一の清楚な温泉保養地」ですから、中途半端な天龍峡温泉郷とは違います。天龍峡にも日本一と謳える何かがあれば良いのですが、なければ作れるか、現在観光のプロをコンサルタントとして契約しているので期待したいところです。どんな小さなことでも良いので「日本一」と呼ばれる物があれば集客力が生まれます。よく言われることですが、日本一の山は?と言われたら、「富士山」。2番目の山は?と聞かれても答えられる人はぐっと少なくなってしまいます。この違いが集客力の違いになると言うことです。

私ももう一度、妻や子供、孫を連れて大井川鉄道のSLを楽しみ、寸又峡温泉に入って2泊3日ぐらいの旅を楽しみたいと思って、今日のブログを残しておきたいと思いました。3泊目は焼津で美味しいおすしを食べて、4日目に三々五々分かれて帰る。天龍峡の場合は団体様ようなので目指すところが違い、家族連れで遊んだり、食べたり飲んだり泊まったりの場所が少なく、料金も少し高くつきます。

寸又峡の観光地図を見ていると、天龍峡の場合ライン下りと、1時間程度の散歩しか売り物が無いので、現在検討中と言う2時間ぐらいのコース、それに天龍船下りとライン下りの合体、それもコースを市田辺りからに変えれば、たくさんの観光スポットを組み入れることができるので、天龍川下りを骨にした広域観光を目指せば何とかなるかなあと言う気がしました。そうすれば高森町の蘭・ミュージアムなどもコースに入り今より人を呼び込めると思います。逆に蘭・ミュージアムのお客様を天龍峡にお呼びすることにもつながるのですから。

大井川に沿っていくつかの観光地が大井川鉄道、トロッコ列車、温泉地が発展してきたようですが、天龍峡の場合、飯田線と天龍川を中心に利用した南信州の観光地を結んだ広域観光を考えれば、今回はこの地域、次回はこの地域、と言うようにリピーターとしてたくさん来てくれるのではないかと思うのです。南信州観光には飯田線と天龍川を観光の骨として利用しないとだめではないかと思いました。

寸又峡観光スポット(写真)

寸又峡グリーンシャワーロード・吊橋(ムービー)

寸又峡観光地図

町営露天風呂案内
2009 08/05 09:23:14 | none | Comment(0)
Powerd by バンコム ブログ バニー

この記事へのコメント

この記事にコメントする

名前:
メールアドレス:
URL:
セキュリティコード  
※セキュリティコードとは不正アクセスを防ぐためのものです。
画像を読み取り、入力して下さい。

コメント:
タグ挿入

サイズ
タグ一覧
Smile挿入 Smile一覧