あまり知られていない長野県の南信州、木曽南部のご紹介をします。
昨日DVDに録画していたテレビを聞いていたところ、文科省が親の年収と子供の学力に相関性があると言う資料を発表したとの報道があり、早速インターネットで調べて見ました。読売オンラインのグラフははっきり親の年収と子供の学力の相関性がわかります。現在200万円以下の人が増えつつあると言うことですから大変な状況です。親の収入で子供の学力が決まってくると言うことになりますと、年収の低い親の下に生まれた子供はどうすれば良いでしょうか。読売オンラインの報道によると、親の収入が低くても本の読み聞かせ、博物館や美術館に連れて行く、ニュースを話題にする家庭の子供は学力向上に効果があると言うことですから、親に時間的ゆとりがあったり、お爺ちゃんお婆ちゃんや周りの人がこういったことを子供にしてあげられる人がいれば、救われる可能性があります。

この資料を見て思いますことは、最近やたらとばかばかしい犯罪が増えているように見られますが、親の収入と犯罪を起こす青少年、大人でも育った時代の親の収入との相関が無いか知りたいところです。選挙戦で自民党と公明党は、先ず大金持ちが豊かになれば、おすそ分けが庶民に及ぶと言う主張をしていますが、小泉元首相時代から、国の借金は多くなって、湯水のように大金持ちは太ってきたのに、庶民のふところは貧しくなるばかりで、最後にドカーンと世界のバブルが爆発。経済が立ち直るまでまたまた庶民は我慢をしてくれとのこと。自殺率もこの十数年3万人台を下がらない中、何を考えているのか無責任この上ない発言です。経済は山あり谷ありです。谷のときは庶民は我慢してくれと言うのでは、大昔と変わりません。爆発的に国民の力を結集して困難に立ち向かわなければ乗り切れないと思います。観光一つとっても英知を結集して対処しなければならない時、収入の低い農山村の子弟は学力に劣ると言うことでは活性化も難しくなります。

毎日jpニュース参照
年収200万円台の世帯と1200万円以上の世帯では、昨年の全国学力・学習状況調査(全国学力テスト)の平均正答率(小6国語B、算数B)に約20ポイントの差があることが、文部科学省の委託調査で分かった。一方、年収にかかわらず、親が「ニュースや新聞記事について子供と話す」「家に本がたくさんある」などと回答した世帯の子供ほど学力が高い傾向もみられた。

読売オンライン参照
親が心がけていることについて調べたところ、高学力層の子供の親は、「小さい頃から絵本の読み聞かせをした」「博物館や美術館に連れて行く」「ニュースや新聞記事について子供と話す」といった回答が多かった。このうち、「本の読み聞かせ」や「ニュースを話題にする」は、親の所得に関係なく学力向上に一定の効果がみられたという。  調査では、学校での取り組みも調べた。家庭環境にかかわらず、児童にあいさつを徹底したり、教員研修を積極的に行ったりしている20校では、学力向上に一定の効果がみられた。 またこの資料では下記グラフもありました。
収入 学力.jpg

下記は文科省から委託を受けて文科省に報告書を提出した後、独自に資料を発表したデーターが載っていました。いろいろの方面から分析しています。一読することをお勧めします。
<small>ベネッセコーポレーション</small>の資料です。

2009 08/06 08:16:33 | none | Comment(0)
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