あまり知られていない長野県の南信州、木曽南部のご紹介をします。
昨日のブログで、バイオガソリンには2通りの方法があって直接混合方式が良いと書きましたが、もう一つの方法は、バイオエタノールと石油精製の副生物イソブテンと言うものからETBEと言うものを作り、ETBEとガソリンを混合してバイオガソリンを作ると言うものですが、ETBEを製造できるのは限られた施設(一部の製油所)だけなので、そこまでバイオエタノールを運んでETBEにしガソリンと混合してまた日本全国に配給すると言うのでは輸送コストがかかります。

また、このETBE方式では、現在混合比率が3%とのことですが、直接混合方式ならすでにブラジルなど10%採用、100%でも可能と言うことで、世界の動向です。アメリカ、ブラジル、中国が採用していて、ETBE方式を採用しているEUでも混合比率を高めるためには直接混合方式に切り替えた方が良いと言うことで検討しているとのことです。

直接混合方式なら、作ったエタノールを製油所へ運ばなくてもどこでも混合できると言うメリットがあり、現在のガソリンに比べ輸送コストの点では優位だと思います。ただ問題は、現在の石油業界が作ってきたインフラが必要なくなると言うことで、石油業界の権益をつぶしてしまうと言うことがあり、これをどう救うかと言うことも考える必要はあると思います。

ガソリンとバイオエタノール混合方式を巡る問題についてのオンライン読売

アサヒビールの研究委員記事を引用した私のブログ
2009 08/25 09:26:56 | none | Comment(0)
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