あまり知られていない長野県の南信州、木曽南部のご紹介をします。
電気自動車が売り出されていますが、これもまだバッテリーが高く大衆車としての実用化はまだまだ先のようですが、当面ハイブリッド車の普及が進みその間に電気自動車の研究が並行して行われ、いつかは実用化するのではないかと思いますが、それにしましても電気の需要は伸びる一方だと思います。

そこでどうやって電気エネルギーを作るのかが問題となりますが、一番手っ取り早いのが原子力発電です。しかし地震大国日本での安全性ではまだまだとても安心できません。風力発電、太陽光発電も取り入れたとしても、原子力発電にはとてもかなわないと思いますから、バイオで発電することも価値があると思います。

原子力の地震についての心配については、最近起きた静岡地震による浜岡原発、一昨年起きた新潟県中越沖地震による柏崎原発。どちらもいまだ復旧していないようです。この2つの原発はマグニチュード6震度6少し上だったように思います。この程度で原発を停止しなければならない状況ですから、必ずあると想定されている東海地震、これはマグニチュード8以上が予想されており、エネルギーとしては今回の静岡地震の100倍から180倍に当たるらしく、とてつもなくおおきな被害が予想されます。この時原発がコントロール不能となったら柏崎原発は、スりーマイル島、チェルノブイリの原発事故と同等の被害をこうむるかもしれません。

最悪なのは、マグニチュード8以上の大地震で通常の生活がずたずたに破壊されている事態の中での原子力発電所の大災害ですから、広島長崎の再来のような物です。したがって目先だけの経済計算だけで原子力発電に期待をするのは危険です。

太陽光発電、風力発電も得られる電力が安定しておらず、太陽光発電は大量のレアメタルが必要で寿命もあります。風力発電はいまだ風速25mで倒れる物もあると言った状況。地熱発電も有力ですが八丈島地熱発電所建設以来10年近く着手されていないことから難しい問題もあると思います。

そこで、バイオエタノールやバイオマス利用のメタンガスを当面のバイオガソリン製造に使い、電気の需要が増してきたら電気エネルギーに変換して使うと言うことも考えれば、農村、魚村、林業の活性化に役立ちますし、将来、バイオ電気自動車ができればそれにも使えるのではないかと思います。ですから単にエネルギー源としてと言うばかりでなく、農山村、魚村の活性化のためにもバイオエネルギーを本格的に採用して欲しいと思う次第です。
2009 08/26 14:57:57 | none | Comment(0)
Powerd by バンコム ブログ バニー

この記事へのコメント

この記事にコメントする

名前:
メールアドレス:
URL:
セキュリティコード  
※セキュリティコードとは不正アクセスを防ぐためのものです。
画像を読み取り、入力して下さい。

コメント:
タグ挿入

サイズ
タグ一覧
Smile挿入 Smile一覧