あまり知られていない長野県の南信州、木曽南部のご紹介をします。
昨日図書館でいろいろの新聞を読んでいましたら、日本農業新聞に昨年のバイオエタノール生産は世界で7,900万KL、そのうち日本は90KL。取り組みが全く遅れています。原因は書かれていませんでしたが、私が思うには石油業界の反発があるのだと思います。この点今度の民主党中心の政権では、石油業界との腐れ縁が無いので方向転換できると期待したいところです。

民主党の温室効果ガス削減計画では、2020年度には1990年度比で25%と言うことですから、自動車はもとより発電によるCO2にも踏み込まないと到底削減達成は不可能だと思います。それに急いでもらわなければならないのは雇用の確保です。毎日の報道では失業者は増える一方。そのため自殺する人も増える一方。失業者対策でいくらお金を使おうが焼け石に水です。仕事が増えてくるか新しい仕事ができなければ働くことができないのです。今までと違い既存の仕事はバブルははじけて架空需要はなくなり、実需では中国インドなど発展途上国の需要は期待できるものの、それらの国が自分たちで作ってしまいます。日本は日本で作るよりも安い物を逆に輸入して使うようにしなければやっていけなくなるでしょう。食料にしても日本で生産できなくては、安全とはいえない中国やその他外国のもを食べざるを得ません。

電気も無くては生活ができません。電気を作るためには熱源が必要ですが石油を使っていたのでは地球温暖化防止に役立ちません。食料から工業製品全てを国内でまかなうと言うことは無資源国日本では無理なこととしても、できることは全て自助努力で賄わ無くてはだと思います。火力発電では常時ボイラーを燃やし続けなくてはいけないので、燃料をバイオから得ると言うことはCO2発生を抑えることになるのでどうしても取り組まねばならないことだと思います。

今できることといったら、大失業者と失業者予備軍の活用、日本の財産と言ったら人しかいないのにその人たちが活かされていない、この人たちに仕事を与えること。また狭い日本と言うのに、広大な荒廃地、荒れた山々。全ての土地の有効利用。

地球温暖化防止にも、自動車を走らせたり電気を作るエネルギー供給にも、全ての土地の有効利用にも、失業者を日本からなくすためにも、食料自給率を上げるためにもあらゆる意味で、バイオエタノール生産に取り組まなくてはいけない時期だと思うのです。そうすれば農山村に人が住むようになり、過疎化の問題も解決して、日本全体が息づいてくるのだと思います。多くのブローガーさんが声を上げて、民主党政権がバイオエネルギー政策に邁進できるように応援をして欲しい物だと思います。
2009 09/11 08:42:02 | none | Comment(0)
Powerd by バンコム ブログ バニー

この記事へのコメント

この記事にコメントする

名前:
メールアドレス:
URL:
セキュリティコード  
※セキュリティコードとは不正アクセスを防ぐためのものです。
画像を読み取り、入力して下さい。

コメント:
タグ挿入

サイズ
タグ一覧
Smile挿入 Smile一覧