あまり知られていない長野県の南信州、木曽南部のご紹介をします。
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天龍川を下る方向の左岸にも町並みがあり、今では一番大きなホテル龍峡亭もこちらにあります。観光資源としては天龍峡遊覧1週ルートの半分以上を占めていますが、街並みとしては人をひきつける物が余りありません。そこで地図をじっくり見ていますと赤丸で囲ったお店、17、16は陶器焼き物のお店で、天龍川右側の13から上のお店でも陶器を扱っているお店もあり、天龍峡は古来より天龍峡焼きとか尾林焼きなどの名産地として知られているところで、現在の天皇陛下ご夫妻がまだ皇太子殿下ご夫妻であったころ天龍焼きをお買いになったと言うことが今でも伝え語られているほどこの地域の矜持の一つになっています。
地図の下方向は段丘になっていて、果樹園が広がり桃、梨、リンゴの季節には多くの人々が訪れていて元気です。そこで写真の地域をいかに活性化するかが課題だと思います。
アイデアはこの天龍峡の名産品である焼き物を、一同に展示し、素材の違い、練り方の違い、釜の違い、釜の中の置き方の違い、仕上がりの違い、用途の違い等々を説明看板をつけできれば説明要員も置くなどすれば陶芸愛好家は多いですから、目玉の一つになるのではないかと思うわけです。置くところは20番のりんご狩り案内センターなら、丁度天龍峡の街並みのはずれにありしかも大きな駐車場もありますからお客様は天龍峡ICを通り街中を通ってりんご狩り案内センターまで来ることになります。
これにあわせて、天龍峡一周遊覧ルートを追加して、陶芸に興味のある人はこちらのコースを回ってもらう。果樹販売にもメリットがあり二つの業界がウィンウィンの関係にもなるのではないかと思うわけです。一泊をお考えのお客様にもホテルが近いですから便利だと思います。28番は居酒屋で夜一杯と言うときにも良い所です。
これはレイアウトの原則から言えば、お客様の知的欲求から見た場合、対象を離さないと言うことです。これにより陶芸の愛好家が見るだけでなく自分でも作ってみたいと言う欲求を高めて、陶芸教室でいろいろ作ってみたいと言うことになってそういう施設も作ろうと言う話しになるかもしれません。地元の愛好家とも繋がりができ中には移住してでも本格的にやってみたいと言う人も現れる可能性もあります。実際商品として売れるまでには相当の期間がかかると思いますが、これから仕事がなくなる一方ですから、どのような可能性も残して、地域としても人が多くなることによるさまざまな活性化にかけてみることは価値があると思います。人がいなくなればどうにもなりませんから。
各お店の連絡先は天龍峡温泉観光協会の会員一覧にあります。りんご園、陶芸店等のお店にはホームページを持っているところもありますので気になるお店をお探しの時には事前に各お店のホームページをお読みいただいてからお問い合わせ、ご来峡をお待ちしております。
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