あまり知られていない長野県の南信州、木曽南部のご紹介をします。
前にご紹介した、「政府頼みでは先が見えませんが、座して死んで良いわけはありません。イノベーションで。」と言うエントリーの中で、富士ゼロックス KDIシニアマネジャー 野村恭彦 構成=荻野進介氏の記事をリンクでご紹介しましたが、その中でイノベーションを進めるには、あれやこれや考えるのではなく「行動}すると言うことが大事だとと言うようなことが書いてありました。私が現役の時も大変な時期があって、その時は、「ともかく行動」と言うラベルを電話機に貼って、やったほうが良い、やるべきことはあれやこれや、もやもや考えずにともかく一歩を踏み出してみろと言うことで会社中で取り組んだ物でした。

これがやれる背景には、もう十分考えてきたのだ、後は実行あるのみだと言うことがありました。即断・即決・即実行と言うスローガンもこのころ学んだことですが、もっとわかり易いスローガンとして「ともかく行動」と言うスローガンを全国の会社や協力工場で促したのです。いたずらに春秋を重ねてはいけないと言う意味だったのでしょうか。

以下引用−−−−−−−−−−−−−−
イノベーションの質より行動を起こせるかどうかに着目する・・・私はイノベーションが起きない原因を、数の不足や質の悪さといったアイデアの問題や、目利きの不在、杜撰な選別プロセスといった体制の不備には求めません。なぜなら、ほんの些細なアイデアを眠らせずに次につなげられるか、という「行動」に着目するからです。 経営学の世界にはイノベーションマネジメントという分野があって、イノベーションの確率をいかに高め、いかに成功させるかという研究がさかんに行われています。でも、そのやり方をいくら真面目に追求しても、イノベーションによる組織や社会の活性化につながらないのではないでしょうか。 イノベーションの質を高める理論を探すのは一旦やめて、一人ひとりの人間がいかにイノベーションを起こす行動を取れるかを考えませんか。私たちは、先のB商品をつくろうとした営業マンや、アフリカの子供たちへの具体的な支援活動を会社に提案した人が取った、現状に甘んじず、まずは一歩踏み出してみる行動を「イノベーション行動」と呼び、それをいくつかの面から掘り下げ、「科学」にまで昇華させようという研究プロジェクトを国際大学のシンクタンクであるGLOCOM(グローバル・コミュニケーション・センター)で立ち上げました。名称は「イノベーション行動科学」です。−−−−引用終わり

物の本を詠みますと、何か企画するにしても、先ずはそれに関した本を100冊は読み、実行計画を立てろといいます。また、何を考えるまでも無く実行することは間違いなく効果があるとわかったことは即実行することが大事だと言われます。

それで思い出したのは、私が通っているスポーツクラブで80を過ぎた会員さんが上から階段の手すりを使って後ろ向きに下りてくるのです。どうしたんですかとお聞きしたら、「なにね、テレビでこうやって歩いてみるのも老人には良いと言うので早速試してみているんだ。」とのこと。やはりできる人は違うと感心し、私も早速家の入り口で踏み段を登るとき、後ろ向きに上ってみることにしました。こうすると、脱いだ靴の方向が、つま先が出口に向き、踵が屋内に向きます。最初はグラついたのですが、何回かやっているうちに今ではスムーズになってきました。足腰もいくらかしゃんとなってきました。

こんなことから「ともかく行動」と言うことは価値があると思いました。知識はインターネットで幾らでも手に入りますし、行動を起こせばまた新しい知識が必要になったり、知識が入ってきます。
2009 11/29 11:44:41 | none | Comment(0)
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