あまり知られていない長野県の南信州、木曽南部のご紹介をします。
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昨日天龍村の梅の花開花情報方をご紹介しましたが、村のホームページの中に、上記のような人口推移グラフがあり、仲井侍の祭りのページでも人口が少なくなって、お祭りも形態を変えざるを得なくなってきているということが書かれていました。 この村が最盛期だった頃は、学校がたくさんあり運動会などの記念写真では黒山の人でした。また地域の祭りでは7日も続き、これはいろいろの行事参加者が多く、全員総あたりのようにやると7日も掛かってしまったとのことですが、今では人も少なくなりやり方も変えて準備はかなりの時間をかけているようですが、行事そのものは1時間あるかないかだったです。 その頃は村の木の需要がいっぱいあって、どんどん人が入ってきたようですが、輸入木に押されて林業の衰退いと比例して人が減ったようです。 このような現象は、南アルプスに囲まれた、南信濃村、大鹿村でも同様で、映画館がいくつか、パチンコ店もいくつかあったそうですが、今ではどこでもひっそりとしたものです。南信濃村では芸者さんが50人もいたとのこと。全く信じられません。 これは山々に囲まれた地域の唯一の財産、木に需要があったためです。現在でもこれらの地域の財産といったら木であるので、この貴重な財産をどう生せられるのかに掛かっています。 私が思うに、大量にある木を有効に使えるのは、ガソリンの代わりになるバイオエタノールしか今ではないと思います。建築用の木材や、ペレットなどでは需要が知れていて山々に囲まれた日本の山村を救うことはできないと思います。 人口を増やすには若い人たちがお金だけのためであっても、山間地に移り住んで子供を生んで人口を増やしてくれないとどうにもならないのではないかと思っている次第です。 資料の出所ページへ
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