あまり知られていない長野県の南信州、木曽南部のご紹介をします。
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満島神社祭典ではじめて浦安の舞と言うものを見学できましたが、なんとも優雅です。前半は扇子、後半は鈴を持った舞で、鈴の音がまた素晴らしく心に響きます。浦安とは心やすらかという意味だそうで、昭和15年より全国の神社で奉納されて以来全国的に踊られているとのことですが私の生まれた育ったころから60歳に近い現在まで見たことがありません。大鹿村の李下の舞は激しい踊りでしたが全く逆でこれらの素晴らしい踊りはいつまでも継承して欲しいものだと思いました。そして思いますのは、あーうーとしか言えない赤ちゃんの時からはっぴと鉢巻をして独特の太鼓の音と笛の音、それに心休まる鈴の音を聞いて育てばその時期が来れば体がお祭モードに入っていくと言うのも分かるような気がしました。南信州には数多くの伝統文化が息づいていますが、どちらかと言うと過疎化の進んでいる地域です。急傾斜地で山林が主体の地域ですが、これから団塊の世代がどっと厳しい動労環境から開放されて人間らしいこういった環境を求めて出てくるわけで、また、前に20年から30年後にBRICS諸国が発展してきて、現在の工業製品を持っていかれ、大量の失業者が食料を求めてどんな小さな農地でも必要になる可能性があると書きましたが、最近の新聞を見ていましたら、そんな先のことではなくもっと近い将来、日本が対応を誤れば大変なことになる可能性があると言う記事を見ましたので、明日ご紹介します。
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