あまり知られていない長野県の南信州、木曽南部のご紹介をします。
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周りに多くの観光に適した材料が必要であることは当たり前ですが、ほとんどの地域の場合、人が昔から住んでいて様々な苦労を重ねて開拓してきていますので、それらを象徴する石碑、お宮、施設、通り、田んぼ、畑の景観があり、なにも富士山とか、京都とか日本でも名の通ったところでなくても、その地域で受け入れられる程度の人に来ていただくということは可能だと思います。なにしろ人は1億人強いるわけですから、多種多様の好みとか、興味をお持ちなのです。ただ、わが故郷の何がお宝であるかということが判りずらいということと、面としての観光地域作りが難しいということだと思います。
今回、宮古島周辺を回って歩き、感激したことは、水の美しさ。60歳になるまでに歩いた海水浴場のどこよりも美しいこと、これは自然が破壊されていないということです。また、残されている自然の美しさをを利用しての、ガラスボートで海の中を楽しめること。
山や川が無く、水利が悪いので灌漑という事では、日照りが続けば農業はひとたまりも無い状況に陥ったのを、島の地質、地下の地形を利用して、地下ダムというものを作ったこと。
風力発電というものを始めて見ましたが、5基作って1基しか残っていないということもこの島がまだ技術的に確立していない事業も積極的に受け入れる風土があるということを示しているんだなあと思いました。
歴史的資料を集めた博物館、これらのその地域独自の物があれば、特別に観光施設を作らなくても観光地にはなるのです。
そして2回も行った、沖縄民謡ライブのレストラン「まほろばの里」、周辺にある小さな島々、一つ一つを取ってみれば、お金をかけていく所ではないと思いますが、一帯を観光地とすればそれだけの価値がありました。
そして、一週間とか数週間の滞在を可能にする物価の安さ。宿泊については、東京のホテルは数をこなして安くしていますが、宮古島では設備にお金を掛けずに安くしていました。レンタカーにしても軽自動車が主だと思いますが、せまい島内を走るには充分でした。
この続きはまた明日にします。
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