小布施ライフ3日目。今日は戸隠方面に旅の予定。お昼に戸隠でおそばを食べようと画策し、
10時には小布施を出発!の予定でしたが(汗)何がどうなったのか、お宿に泊まっていた人
ほぼ全員で小布施堂の秋の名物「朱雀」なるお菓子を食べに行くことに。。。
朝8時の時点でおそばをあきらめました。
でわでわ。朱雀とはいったいどのようなお菓子かというと、簡単に言っちゃえば「栗鹿の子」を
「ペーストした栗」で包み込んだ物です。ただ、どれくらいの栗を使っているのか、やたらに
大きいんですよね。味は栗そのままでしつこい甘さではないのですが、いかんせんあの量があると
ちょっと大変です(汗)甘いものが苦手な方、小食の方は2人で1個くらいがいいと思われます。

小布施堂の朱雀
現に、一緒に行った人たちの中で、比較的ご年配の方々は2人で1個でした。
ちなみに、朱雀は新栗が取れた直後限定のお菓子で、日曜日には販売していません。また、
朝9時から予約開始で、用意数が終わり次第売り切れごめんになります。おととい(私が来た日)
は11時半には売り切れになっていたようです。
また、このお菓子は小布施堂本店の2階でしか食べられません。2階には20席ほどしか座席がない為、
遅くなればなるほど待ち時間も延びていきます。おとといの11時半頃に予約した人は1時間半くらい
待ったそうな。
朱雀を食べた後は、予定通り戸隠に向かいます。が、朱雀をあれだけ食べた後ではおそばなんて
食べられません。なので、お昼は南小谷にあるおいしい(らしい)パン屋さんのパンと鬼無里の
おやきに決定☆ ということで、まずは南小谷に向かいます。
南小谷までは長野を抜けて鬼無里を通り、白馬から北上します。まだまだ紅葉はしていなかった
のですが、途中の景色は結構綺麗でしたね〜。ちょくちょくと車を止めながら、景色を堪能していたら、
南小谷につくころには1時に(汗)まぁ、ゆったり旅行もいいじゃないかと。
おいしい(らしい)と聞いたパン屋さんは、南小谷の駅から2分弱のところにありました。
お店自体はどこにでもあるただのパン屋さん。値段的にも安く、お勧めされたパン(名前忘れました。。。)
は40円くらいだったかな?他の調理パンも100円くらいだったので、なんだかんだでまとめ買い☆
結局パンだけで12個も買ってしまいました(汗)
パンを買った後は、今まで来た道をまっすぐ鬼無里に向かいます。お店の場所は来るときに確認していたので、
迷わずお店に一直線。1時間弱でおやき専門店の「いろは堂」に到着です。このお店は昔ながらの素朴な
おやきが食べられるので、かなりお勧めです。一般的なおやきとは違い、お饅頭のような外見に程よい焼き色、
薄皮の中にはたっぷりの具と、そそられる要素満載です。
いろは堂ではこの時期限定の「まいたけ」おやきを2つ注文。おやき2つくらいだったら食べられるだろうと
思っていると、出てきたお皿の上にはおやきが3つ。。。1つはサービスと言うことでした。
おやきって一般的にはおやつのように感じるかもしれませんが、結構ボリュームがあるんですよね。
3つも食べたらパンは2つしか食べられませんでした(汗)でも、おいしい☆

いろは堂 おやき
ちなみに、いろは堂は長野駅前のデパートにも出店しているらしいので、鬼無里まで行くのが面倒な方でも
簡単に味わうことができます。
おやきを食べた後は、本日のメインである戸隠神社に向かいます。鬼無里からは車で30分くらいですかね。
ひたすら山道を登っていくような感じです。
戸隠神社は奥社や中社をはじめとしていくつかのお堂が建っているのですが、全てを見ている時間はないので
中社と奥社だけ見て回ります。
中社は鳥居と階段、お堂があるだけのこじんまりとしたお社です。10分もあれば一回りできるかな。
ただ、目の前が車道で、エンジン音やクラクションの音が聞こえてくるのがちょっと残念ですね〜。
ここでは旅の安全をお祈りして奥社に向かいます。
奥社は中社とは違い、車道からは2キロ以上歩かなくてはなりません。参道は最初の1キロほどは
ひたすらにまっすぐ。戸隠山の木々の中を遊歩道を歩くような感じで進みます。この時期は紅葉目当てに
カメラを構えている人が多かったですね〜。
車道から1キロほど歩くと、小さな門があります。この門を超えると道は徐々に上り坂に。そんなに急な
のぼりではないので普通に歩けるのですが、今までとの違いは門をくぐると「修行場」が現れることです。
今はもう利用している形跡はないのですが、修行場の跡地を見ながら歩いていると昔の戸隠神社の勢力の
大きさにちょっと感心しちゃいます!
修行場の間をひたすら上っていくと、15分ほどで奥社に着きます。奥社は車道からかなり高いところにあるため、
眺めが開けていていい感じです。
ここに祭られている神様は”天手力雄命”(あめのたぢからおのみこと)で、様々なご利益が(おい)ある
らしいです。ここでは親戚一同の健康をお祈りし、戸隠山の裾野の景色をしばし楽しみました☆

戸隠神社奥社
奥社からの帰りはひたすら下りなので、一気に歩きとおします。時間が遅かったためか参拝者の姿も
ほとんどなく、静かで落ち着く森林浴を楽しめました〜☆
奥社から戻った後はまっすぐお宿に帰り、夕食を食べて温泉に入り、ワインを飲みながら他の宿泊者と
お話してました。お昼に食べ切れなかったパンも宿の人におすそ分け〜。さすがに3日間も泊まると
帰るのが名残惜しいですね〜♪