■魚は智を養うものである。野菜を食べると憐れみ深くな
り、仁に相応し、米は勇に相応する。 (「智・仁・勇
の食物」)
■米は陽性のもので、これを常食すれば勇気が出る、そして
陽気である。麦は陰性のものであるため、陰気になる傾向が
ある。くよくよしたり、いつも泣き言を並べたりするように
なるのはこのためである。
野菜を食えば仁の心が養われる。魚類を食えば知恵がわ
く。故に魚類も月に一度や二度は必ず食わねばならない。米
と野菜と魚類とで、智・仁・勇となる。
肉食をする者には仁の心は少ない。故に野菜を常食とす
る日本人にして初めて愛善の心があり、外国人には稀であ
る。肉というものは一度、草や野菜等を喰って、その栄養素
が肉となったのであるから、あまり栄養もない。そして肉に
よって養われた細胞は弱い。 日本人は米を食い、野菜を食
うから、すなわちまだ肉とならない栄養を摂るから、細胞が
強い。また、日本人の歯は臼歯といって、米を噛みこなし易
くできているが、肉食人においては臼歯がとがっている。
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