心もリッチ

2007年 11月 の記事 (3件)

新型「万能細胞」国が支援、実用化へ5年で70億円投入
 文部科学省は、京都大のグループが、あらゆる臓器・組織の細胞に変化する能力を持つ「ヒト人工多能性幹細胞(iPS細胞)」の作製に世界で初めて成功したのを受け、iPS細胞利用を中心に据えた再生医療の実用化研究に本格的に乗り出すことを決めた。

 内閣府も早期の臨床応用のための枠組みを早急に策定し、国内での研究を加速する「オールジャパン」体制を構築する方針だ。

 米国でもブッシュ大統領が、同様にiPS細胞を作製した米大学の研究を支援する意向で、再生医療の実用化を巡って、国際競争が激化するのは必至だ。

 文科省の計画は、今後5年間に70億円を投入し、〈1〉ヒトiPS細胞などの万能細胞の大量培養法の開発〈2〉サルなどの動物を使った再生医療研究〈3〉研究用ヒトiPS細胞バンクの整備――などを重点的に進める。

 ヒトiPS細胞は、受精卵を壊して作る胚(はい)性幹細胞(ES細胞)と違い、倫理的批判は少ないが、作製の過程で、がん遺伝子を組み込むなど安全性に課題を残すため、こうした課題を克服する。iPS細胞を使った再生医療の実用化を担う研究機関を年度内に公募、有識者による評価委員会を新設して絞り込む。

 一方、内閣府は、ヒトiPS細胞を用いた再生医療研究が、臨床応用に円滑に結びつくように、早期に安全基準の策定を検討する。総合科学技術会議(議長・福田首相)を中心に、文科省や厚生労働省などと早急に協議する。

 ただ、理論上、卵子や精子を作製し受精させることも可能で、新たな生命倫理問題につながることから、内閣府では研究倫理基準の検討も始める。岸田科学技術相は22日、閣議後の記者会見で、「(ヒトiPS細胞の作製は)素晴らしい成果。政府としても、日本が主導権を握れるような環境作りをしていかなければならない」と語った。

2007 11/23 21:01:13 | none | Comment(0)
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突然キレる子どもたちが増えている

暴れ出すと20〜30分は手がつけられない
 最近、クリニックを訪れる患者さんの中に、突然キレる子どもたちが増えているように感じます。ささいなケンカがもとで、暴力をふるったり、泣き叫んだりして大人も手がつけられません。気分が落ち着くまで20〜30分は、なすすべがない状態になります。
 小学校低学年のA君もそんな一人でした。学校で友達とケンカになり、そばにあった机を放り投げて暴れたといいます。その後もしばしばキレて、叫び声を上げながら学校を飛び出したり、友達を滑り台から突き落とそうとしたりするなど、情動のコントロールがききません。親も教師も困り果て、区の教育相談室に駆け込みました。
 臨床心理スタッフがカウンセリングをしましたが、薬物治療も必要との判断から、8歳のときに紹介されてクリニックにやってきました。



ADHDに効く薬が効かない
 A君の症状は、ADHD(注意欠陥・多動障害)、自閉症、アスペルガー症候群、といった病気に一部似たところもありましたが、いずれの病気の診断基準にも当てはまりませんでした。A君はしばしばキレるのですが、ふだんは落ち着いて物静かなのです。
 情動のコントロールができず、突然キレて暴れる子の中には、A君のようにこれまで知られているどの病気にも当てはまらない子がしばしば見られます。A君の脳波には若干の乱れがありましたが、同じ症状の子でも、脳波に乱れのない子が少なくありません。
 さて、A君にはADHDの治療に第一選択として使われる精神刺激薬の塩酸メチルフェニデートという薬を処方しましたが、まったく効きませんでした。そこで、抗てんかん薬のバルプロ酸ナトリウムとカルバマゼピン、抗精神病薬のプロペリシアジンを飲んでもらうことに。
 すると、キレる回数がぐんと減り、学校生活にも適応できるようになりました。薬の副作用で眠くなるため、授業中居眠りしてしまうことはありましたが、友達関係を壊すような行動に出なくなっただけ、親御さんも胸をなで下ろされたようです。


教育相談やスクールカウンセラーの活用を
 いまA君は中学生になりました。初診時に比べ体格もずいぶん大きくなりましたが、薬の服用量は以前と変わりません。相対的に薬の量は減っているといえるでしょう。この調子で少しずつ薬の量を減らしていくことができれば、と考えています。
 A君のように情動のコントロールができない子どもは、おそらく脳内の何かの異常が原因となったもので、家庭環境などの問題ではないと思います。
 幼児期から症状は出ているはずですが、暴れても大人が力で抑え込むことができるので、大きな問題にはなりません。小学校低学年から、問題が顕在化してくるようです。10代の後半まで成長すると、落ち着いてきて薬が必要なくなります。
 精神科のクリニックのほとんどは、子どもを診療すると明示していないため、どこに相談すればいいのかわからなくて困っている方も多いでしょう。そんなときは、自治体の教育相談やスクールカウンセラーに相談してみてください。相談室のスタッフが、子どもを診てくれる精神科のクリニックを紹介してくれるはずです。
2007 11/13 11:16:57 | none | Comment(0)
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2007 11/10 08:08:13 | none | Comment(0)
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