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これまで赤ちゃんのかかりやすい病気や予防法などの話をさせていただきました。 病気になれば病院に連れて行き、薬を処方してもらい、薬を飲むということが一番大事な治療法ではありますが、私はその他にもうひとつ病院では処方してもらう事が出来ない大事な薬があると思っています。 この薬はかなり効果がありますが、他の誰でも入手できるものではありません。 この薬は効くという保証はないものの、時には病院で出される薬よりも効果を発揮します。 その薬とは、ママの愛情です。 子供のころお腹が痛いとき、頭が痛いとき、ママの手にさすってもらうと治ったという経験がある方は少なくないでしょう。 自分でさすっても痛みが引かないのに、ママの手でさすってもらうと痛みが引く。 これは気持ちの問題だけではないと思います。 ママの良くなってほしい、治してあげたいという気持ちが眼には見えない薬となって病気へ届くのではないでしょうか。 つまり、ママの愛情が最高の特効薬ということです。 恋人間や、友達間にも愛は存在しますが母が子を想うという愛こそ疑いのない無償のものではないでしょうか。 どうかお子様が不運にも病気になってしまったときは、この無償の愛のお薬を自身の手で処方してみてはいかがでしょうか? その薬ならいくらでも際限なく与えることができます。 いくら与えても副作用はありません。 どうか愛のお薬をたくさん与えてください。 これを御覧になった方々と、これからご覧になる方々がいつまでも幸せでいられますようお祈り申し上げます。
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