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前回に引き続き赤ちゃんの異変についてご紹介していきます。 赤ちゃんの異変は、病気にかかりはじめの重要なサインであることが多いのでそれを見逃さず日頃から赤ちゃんの様子を観察しましょう。
赤ちゃんがゼーゼーというとすぐに病気と結びつけてしまいがちですが、必ずしも病気とは限りません。 おっぱいを飲んだ後や朝起きてからしばらくの時間、ゴロゴロという赤ちゃんもいますが成長に問題ないようならこれも心配ないと言えます。 また、このような症状が生まれつきある赤ちゃんもいます。 医師の診察が必要となりますが、多くの場合は自然になくなります。 ただひとつ注意が必要となる症状は、ゼーゼーの場合です。 この場合は、気管支喘息もしくは、喘息性気管支炎の疑いがあるからです。 これらをひとまとめにして小児喘息と呼びますが、この病気はアレルギーが関係しているとも言われており、早期に治るものではなく気長に治していくものとなります。
それから、泣きやまない場合も何らかのサインと考えられます。 赤ちゃんにとって、寝ること、おっぱいを飲むこと、そして泣くことが仕事とも言われています。 泣いていても、ママやパパに抱きしめられるとケロリと泣きやむこともありますが、抱きしめても、ミルクをあげても泣きやまず、嘔吐し顔色が悪いときは要注意です。 この場合はひとまず浣腸をして便の具合を見てみましょう。 血が混ざっているような場合は、腸重積症の疑いもありますのでその便を持参して病院でお医者さんの診察を受けましょう。
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