便秘を治すにはどんな習慣・方法を取るのが解消法として効果的でしょうか?
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漢方薬で便秘を解消した方もいらっしゃいます。 漢方薬を服用する場合、何に気をつければいいのでしょうか?
まず、漢方では、その方の体質や症状によりタイプ別に分類されます。 そのタイプに合ったものを摂った場合に効果があるのです。 違うタイプのものを服用すると、効果が無いどころか悪影響がある場合も考えられます。 ですから、漢方薬を飲む場合は、必ず漢方専門店あるいは病院などで診断を受けてから服用するようにしてください。
タイプとしては、比較的体力があり、のぼせる、あるいは頭痛があるという方は熱タイプです。 「桃核承気湯」(とうかくじょうきとう)や、大承気湯(だいじょうきとう)がお勧めです。
ストレスを受けやすい繊細な方は、気滞タイプです。 「大柴胡湯」(だいさいことう)や、「加味逍遙散」(かみしょうようさん)などがお勧めです。
お子さんや、妊婦さんは気虚タイプで、「小建中湯」(しょうけんちゅうとう)や、「補中益気湯」(ほちゅうえっきとう)が向いているでしょう。
体力のない高齢者のような血虚タイプは、「潤腸湯」(じゅんちょうとう)や、「麻子仁丸」(ましにんがん)がいいでしょう。
冷え性などの寒タイプは、「桂枝加芍薬湯」(けいしかしゃくやくとう)や、「人参湯」(にんじんとう)がいいでしょう。
これらをまずは2週間ほど服用してみて、効果がみられないような場合は再び専門家とご相談ください。 効果がないのにだらだらと続けるのは危険です。 漢方薬といえども薬は薬です。 副作用を伴う場合もありますのでご注意ください。
タイプに合った漢方薬を一定期間飲み続けることにより、便秘の解消のみならず、体質改善をし、身体のさまざまな不調を改善させるというのが漢方薬の目的です。 ぜひ一度専門家に診断を受けられることをお勧めします。
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